今の私は完全に人としての生活をしていない、と思いました

部屋で具合が悪い訳でもないのに何もする気が起きずに寝ている事が多くて

出掛ける時は嫁さんのお花やお供え物を買いに行く時ぐらいになっている

食事は前よりはよくなったのかな。一日一回は食べれるようになったけど

基本的には飲み物とタバコだけで生活をしているような気がする

ブログも暫く書いていなかったし、思う事はあっても書けない

書きたくない。辛くなる。そんな気持ちからどうしても書きたくなかった

自分の気持ちと向き合うのに形として残せる事は気持ちの整理に繋がると

分かっていても、認めたくないって気持ちが強く出てしまっていた

だけど、私のブログでコメントを書いて下さった皆様の言葉で、

結局書けなかった日が今に至るまでほとんどだったけど、何度も読み返して

もう少し、昨日よりほんの少しでいいから前を向いてみよう

そんな気持ちをなんとか維持できているような気がします

本当にありがとうございます

 

 仕事に関してはバイトという形でほんの少しだけ働けてはいるけど

やはり人と関わるのが今でもかなり辛いと感じる。何気ない会話の中で

好きな人の話や、趣味や何処で何をしようかとか、そういった話を聞いて

いるだけで心が挫ける。そういった話をしている人達を恨むだとか妬むだとか

そういった気持ちは一切ないんだけど、今の自分を比べてしまって悲しくなる

 

 半年が過ぎてもう年越しの時期になり、今この時が嫁さんとの延命治療について

話した事や、化学療法の選択肢がなくなった時の事を一番思い出す。

12月末に担当医との話があった時だからか、特に病院での思い出が夢にも出て

余計に現実が嫌になる、といえばいいのかな・・・

自分で自分の考え方を変える事が出来れば、今の気持ちが楽になれるかも知れないけど

嫁さんが亡くなった事をどう考えているのか、自分でも分かっていない・・・

今でも愛しているという気持ち以外に、死とどう向き合うのか、自分が何をしたいのか

今でも分からないままです。前より自分が変わったなと思うことは

いるはずのない嫁さんを探して、あちこち探し回る事をしなくなった事ぐらい、かな

それでも部屋でいてもたってもいられない時は外に出掛けて目的もなく

散歩というかドライブというか、とにかく外に出たくてふらふらとしてしまいます

今の自分がうつ病かどうかは分からないけど、気持ちが明るくなる事はなくて

自分でその日に何をしていたのかとか、いつ寝ていつ起きていたのか

曖昧な時もあるけど、なんとか生きてみます