奇しくも誕生日の夜、首の後ろ側にコブのようなものを見つけたダンナ。
つい先日血液検査も良好だったし、人間ドック近いからいつもなら様子を見ると言いそうだけど、明日病院に行ってくる、と言った。
自分で調べてとても気になったんだと思うのと、
以前とつとつ先生に、寝汗と体重の減少と発熱があると話したとき、その症状は悪性腫瘍の症状でもあると仰った先生の言葉が引っかかってるんだと思う。
そして昨日の病院行ったら、良性の脂肪腫だろうと。
ただ大きくなる前に取っちゃおうと、来月手術することになり3日ほど入院することになった。
コロナ禍の手術は心配だけど、病理検査もするのでそれで本人が安心するならその方が良い。
昨日は末締めなのと休みの人が多かったので会社は休めず、ダンナ一人で病院に行ってもらった。
家に帰るとダンナは寝ていて、一日病院にいたら疲れたと言うが熱っぽかったのでそのまま横になる。
食欲はあるというのでご飯は食べるが、熱が上がったので寝る。
そしてトイレに起きてきたダンナが、言ったのだ。
「具合悪くなってばかりでごめんね。」
ダンナにそんなこと言わせてしまった…。
寝汗かいたり熱出たりで夜中に着替えを手伝ったり、朝から洗濯したりするのを気にしてるのは知っていた。
だから夜中に着替えるときも、寝汗のこととか話さず、さっと着替えだけするようにしてた。
とにかく、あら!とか、大丈夫?とか言わないように、普段のことのようにしていた。
もちろんそれでも気にはしてるとは思ったけど…
そんなこと言わなくて良いんだよ!!
と言って涙がでた。
そんなこと言わせて申し訳なくて。
そんなこと思わせたと思うと悲しくなった。
側にいても分かってないこと。
悩んでいる本当のとこ、分かってないのでは?と思い、実際そういうこともあったり…情けないなと思っていたけど、本当に情けない。
母親に以前言われた言葉。
とにかく病気は本人が一番辛いのは間違いないから、そこをきちんと受け止めること。
病気が怖いのは元気な人にはわからないこと。
改めて心に突き刺さる。