あんなに意気揚々と手術を決めたのに、なんだか不安になってきて、

手術するのはダンナのせいだ!とか訳わかんないこと言ってあたってみたり、
ムギ犬に癒やしを求めたり、情緒不安定になる。えーん照れ犬
入院時の書類や準備が面倒すぎて嫌になったのだ。
はぁ~~。入院めんどくさい。
前日はガラにもなく寝付けず午前中は仕事だからまあいいやと4時に起きて、
掃除洗濯して、ダンナにその日の手術の説明と、手術日の付き添いを確認し、
ムギの散歩に出かける。
 
手術時間も短いので付き添い不要!と言っていたけど、
病院から必ず付き添いを!と言われ、ダンナに来てもらうことになった。
ダンナの時は完全面会禁止だったけど、手術はそうはいかないんだなー、
なんて考えてると、ダンナの入院のことを思い出した。
 
突然自分の身に降ってきた慢性骨髄性白血病なんて思いもよらぬ病気に、
薬の副作用の知識だけ蓄え入院し、投薬治療が始まり、
さてどうなることやら…なのに、心配する両親から色々質問されて、
自分だってこの先どうなるかわからないのに、親を不安にさせないよう説明し、
私には一切泣き言も恨み辛みも言わなかったダンナはすごいなと、改めて思った。
 
そして世の中にはもっと大変な病気で手術受ける人もいるのに、
前日までの自分を思い出して苦笑あせるスイヤセン…。
 
てかさ、手術っていうより麻酔が不安しかないーー汗
麻酔って未だに何故意識を失うのか解明されてないとか恐怖しかない。
なぜ君は意識を失うのか?人は何故に目覚めるのか?
哲学かっつーの ‼
(去年解明されたとかホントなのだろーか?)
それなのに、手術中体は動かないのに意識だけ戻ったとかいう出所の分からないエセ話を、
このタイミングで思い出して恐怖の上塗りえーん
我ながら子供か ⁉ とも思うけど怖いものは怖いのだ。
 
ま、そんなときは川崎大師。
この日は金ピカ様にもお願いせず、無事退院!の一択。
その後ムギのプリケツを見ながら散歩から戻り、
仕事をすればあっという間に時間がきたので、ムギにしばしのお別れをする。犬ポカーンはてなマーク
病院まで自転車で行こうとしてたけど、
待てよ?手術するところが乙女なだけやめとくかと、バスに変更。
この機転MVP賞ものだった。←当たり前?
 
病院着いたが  さて?まずどこ行くんだっけ? 案の定忘れていて、
受付で聞くと再診の手続きしたとこに行くよう言われたが違ったようで、
そこで教えてくれたとこもまた違い、カバンひっくり返して資料を出して確認し、
入院受付になんとか約束の12時の5分前についたあせる
 
入院前のPCR検査の締め切り時間が12時だったので、
急いで移動してギリ間に合う。
係の人に外の離れに連れていかれる途中「唾液検査ですか?」って聞いたら
「お鼻になりますぅ」っといわれて ひっっ!!と声が出て身構えるが、
思ったよりは深くいかず、んヴっっ!って一瞬痛みがあったら終わった。
 
さっきの入院受付場所に戻り待っていると、入院病棟の係の方が迎えに来て下さり、
鼻の奥がヒリヒリさせたまま病室へ案内される。
 
もともとちょっと変わった形の病院建物なのだが、部屋は角部屋のため、
他の部屋とは違い変則的なベッドの並び。
病室にはベットは5台あって、私は部屋の真ん中の窓に面したベットだった。
 
個室を希望したけどコロナのため個室大人気で大部屋になったけど、
ダンナから、コロナのためみんなカーテン引いてるよ、と教えてもらってた通り
皆カーテンを閉めていて誰とも顔を合わさない。
ベットは5台あるけど先客は4人、そのうち一人がその日退院するらしい。
 
隣にベットもないし思ったより快適に過ごせそうだなと思いながらカーテンを引く。
仕事からバッタバタだったので、ほっと一息。
 
その後すぐに看護師さんがやってきて、挨拶して採血と血圧と検温をして、
コロナの結果が出るまでが売店とか行かないように言われ、
レンタルパジャマに着替えると、すぐ昼ご飯。
地味だがしっかり味付けしてあり美味しく200gのごはんも完食ナイフとフォーク
完食したことを若い看護師さんに褒められて嬉しくなる 照れハート
 
ベットから見える下界。

 
我が城塞
 
2泊3日の入院生活が始まりである。