人間ドックの紹介状が3通もあるけど、できれば一日で終わらせたい。

 

以前婦人科で再検査したあの先生に最後まで託す気になれず、病院を変えた。
そしたらそこの先生は説明も親切だし普通に優しかったので、
今回はその総合病院に行くことにした。
 
コロナウイルスで予約が当たり前になったこのご時世もやもや
電話で確認してみると予約センターに聞いてとのことで、そちらに電話してみる。
感じの良い担当の女性に、再検査3つもあるけどできれば一日で済ませたいと伝えるが、
流石に同じ日に3つの予約はとれない。
では、この中で一番早く予約できるのが婦人科なので、それを早い時間に予約して、
あと2つは申し訳ないが待っていただくのはどうでしょうか、と提案してくださった。
待って結局できなかった、とかあるのか聞くと、
紹介状があるのである程度優先されるとは思いますが、
混み具合もあるので絶対とは言えません、すみません。
とのお言葉に賭けてみることにした。
 
乳腺外科では問診票が2枚もあるから、ダウンロードして予め書いておいてくださると
その分早く進むかもしれません、と言う助言もいただいた。
 
そして当日、3つの紹介状とDVDと記入済みの問診票を手に病院に行くが、
さっそく勘違いして一時間も早く到着してしまった。
ただでさえ今日は待つのに何たることあせると思ったが、
他の科でも問診票があったり、受付で色々聞かれたりしていたら30分ほど過ぎていた。
 
では婦人科でお待ち下さいと言われ待っていると、
早く来たおかげか婦人科では時間通り名前を呼ばれた。
 
以前担当していただいた先生では無く、今回は女性のお医者さん。
よろしくお願いしますと部屋に入ると、既に受付で紹介状を渡していたので
話は早いのかと思ったけど、色々聞かれた。
婦人科では一通りこの病院で検査をするようで、
その日子宮頸がん検査をすることになった。
 
さてこの先生、私の話をPCに記録しながら色々説明してくれるのだけど、
そのタイピングのバシバシ感が半端ない!
バシバシタイピングしながらの説明が、まあ早口。
矢継ぎ早に説明があって質問する猶予を与えない。
その上、話し方も形式的かつ簡潔。
 
こ…これは聞くに徹しよう…あせると先生の話を聞く。
 
では検査に入ります、となったので、先生質問があるのですが、と切り出すと、
くるッとこちらを向き、「はい、なんでしょう?」
(わたくしの説明でも質問があるなんて何かしら真顔?)てな感じになった。
※私の妄想です。
 
その後検査室に入り、
プライドとか誇りとか見栄なんかもうどうでもいいのよ…
て気にさせるカーテンに仕切られたあの椅子に座る。
感情を捨てパックあらわな姿で待っていると、さっきまでタイピングバシバシ先生が、
 
「お待たせしました~。では検査を始めます~。
 少し…お腹のあたり…力抜いて…、そうですそうです~。
 痛みはないと思いますが、何かあったら言ってください~。」
 
めっちゃ優しい。
語尾に ♡ ついてる勢い。
 
終始優しさに包まれながら検査が終わり、診察室に戻り次の診察の予約をして終了。
もちろんこの時はやっぱりタイピングバシバシ先生だった。
 
ツ…ツンデレ?!
 
この話を会社で話したら、どっちが良いか悩むねー、となった笑
でも話がダラダラ続いてハッキリしないより、
方針が決まってるようなツンデレ先生で良かった気がする。
せっかちの私にはちょうどいいし、検査中優しいなんてサイコーじゃハート
 
さて、ツンデレ先生に別れを告げ、それからは残り二つの科の診察待ち。
この日はまだ携帯を買い替える前で、劣化した電池がどんどん減るのは分かったいたので、
時間をつぶすに漫画を持っていった。
あんまりスルスル読めるものではないものと選んだのは、
 
手塚治虫文庫全集 アドルフに告ぐ
全3巻。
改めて読んでもやはり巨匠は面白く、余裕で読み切ってしまい
脳内で感想文書いても時間があるほど結局その日は7時間病院にいたが、
希望通り一日で診察を終えることができたので良かった乙女のトキメキ
ありがとう、予約センターの感じの良い女性の方ハート
 
コロナ対策なのか病院内は換気がしっかりしていて寒かった。
これから検査とか始まるので、今度は厚着してこよう。
そして漫画ではなくもっと難しい本を選ぼう。