11月2日(木)

なんとか首の皮一枚で繋がったこの日。

そんな緊張の試合。先発は石田。

開幕投手も今年はシーズン中は調子が上がらなかったけど、

ここは一発奮起してチームに勝利をもたらせてくれー!と期待するも、

この日の石田はストライクが入らない、テンポが悪い。

それに感染したのかバッテリーミスもあり戸柱までポロポロやって、

なんとかおさえているけどチームに流れをもってこれる投球ではなかった。

 

そんな流れにイライラが蔓延する外野席だが、立見席にいる男性がずーーと石田を応援していた。

制球定まらずボールになっても、打たれても、いつも同じ調子で

「い、し、だ!」 「い、し、だ!」

と、一人応援している。

それがなかなか良い声をしていて、その声がまた良く通る。

そのうち、ソフトバンクのチェンテの合いの手に

「イシダ!」 「イシダ!」

と入れだしたり滅茶苦茶だがw、ずーーーーーと石田を応援し続ける。

イライラしていた外野席もそのお兄ちゃんの応援に乗せられて一緒に応援してみたり、

和み始めていた。

真のファンの姿を見た気がした。コアラ

 

試合はというと、4回に待望の筒香のホームラン。

おおおーー!と盛り上がるも束の間、

5回にまたしても内川にうたれて3点取られてあっというまに逆転される…

しかしそこは筒香。

次の回にタイムリーで逆転の糸口を掴んだ。

やっぱり筒香なのよビックリマークビックリマークビックリマーク

筒香が打つと勝てる気がするんよビックリマークビックリマークビックリマーク

 

この日はそのお兄さんの声援もあり終始盛り上がり

久しぶりに勝ち試合を見た気がした。

前半ソフトバンクに全く歯が立たず、パ・リーグとのの差!など言われたが、

濱ちゃんの奮闘を期になんとかここまでやってきた。


福岡に戻って試合するまで漕ぎ着けた。

 

泣いても笑ってもあと2戦。

できることなら笑顔で迎えたい。

 

 

11月4日(土)
その瞬間、何が起きたのか分からなかった。
「え?なに?なんで?!」 

周囲に聞いても皆も呆然としていた。

 

日本シリーズ第6戦。

ベイスターズはソフトバンクに敗れ、黄色く染まる歓喜に満ちる敵地で

その力の差をまざまざと見せつけられたえーん

 

 

3-1で逆転したベイスターズだったが、8回9回と点を取られ同点に追いつかれ

延長の11回表、エスコバーが突如乱れ2打席フォアボールとなって代わる三上が打たれたが、

前進守備の梶谷の前に落ちたボールをすかさずバックホーム。

これはアウトのタイミングじゃない?!と思ったその時、

嶺井の前でバウンドしたボールは思いもよらぬイレギュラーで高く弾み、嶺井のはるか頭上を飛び越えていった。

 

ゲームセット。

サヨナラ負け。

 

 

 

 

去年のCS。

ズムスタで負けた時、初回に6点も取られたがあと一点差まで追いあげたチームに、

以前とは違う頼もしさを感じ、ありがとうー!と素直に思えたけど、

今回はだめだった。

悔しくて悔しくて、ほんとに悔しかった。

この日のホテルのベットに潜り込んだ25時に悔しくて泣き、

家に帰ってから録画を見ても飼い犬に慰められたほど泣いた犬あせる←乙女か。

 

思い起こせば執拗に雨女に好かれたCS

阪神との泥試合。

広島では2試合中止になりつつも心折れずに、マツダのカープに4連勝し、

日本シリーズまで駒を進めてくれてた。

ベイスターズファンに、11月になっても応援できる特権を与えてくれた。

 

下剋上と言われたベイスターズだったけど、しかしソフトバンクは強かった。

蓋を開ければ重なるミスと経験不足で自滅した。

ただ、ラミレスの仕掛ける戦略が見事にハマり、選手たちがそれに応え

イスターズまだいけるで!と、思わせてくれた。

 

第6戦のこの日、DHに白崎の名前が発表された時、ヤフオクレフト席はどよめいたパック

今年はまったく結果を残していない上に骨折までした白崎の名前に

正直、ラミレスまじかよ?!だったが、もう応援するしかないべと応援した。

なのでその白崎がバッターボックスに立った時には、4番打者?と思うほどの声援が送られ、

その歓声にこたえるかの如く今年初スタメンの白崎は、5回表

ベイスターズファンが待つレフトスタンドへ大きなホームランをぶち込んだ。

私たちの頭上を飛び越えるその軌道を目で追いながら叫んだことは今でも覚えている。

 

そして先発の今永。
この日、あんたじゃなかったらこんなにいい試合見れなかったよ!と

感謝しかないナイスピッチングで魅せてくれた。

8回まで今永を投げさせたことに意見はあるみたいだけど、

両チームはこの日を最終決戦と決めていたかのような采配で、

(まさかのサファテ初3イニング跨ぎなんてどうよ?)

もうそんなことは言いっこ無しだろーよ?

 

嬉しい記事があったので乙女のトキメキ

 

現役で11回、監督で2回の13回目となる日本一に輝いたソフトバンクの工藤公康監督にこう言わせた。

「決まった瞬間は頭が真っ白で、日本一になったんだ、と。もう泣かないぞと思ったけど、苦しかったことが頭をよぎって涙してしまいました。現役時代を含めてこんなに興奮した日本シリーズはありません」

その工藤監督にもらい泣きしたという王貞治球団会長も「こんなに胸が熱くなったのは久しぶり。ここまで興奮したことは今までなかった。ベイスターズは試合をやるごとに強くなっていった。手ごわい相手だった」と振り返った。

 

素直にうれしいえーんハート

 

そういえば第6戦の当日、羽田空港でいざ搭乗という間際、

「自分もベイスターズファンなんですが、今から仕事で北海道なんで、応援よろしく願いします!!」

と、ベイスターズのユニを着た愛犬の写メを証拠のように見せてきた二人組に声をかけられた。

「まかせて!」

と固い握手をして二人分の応援と共にヤフオクドームに乗り込んだっけ。

あの二人組も満足してるよね?

 

感動をありがとう!

 

ヤフオクドームのかわい子ちゃんたち置いときますね乙女のトキメキ

 

 

ちなみに福岡の試合前に食べた長浜ラーメンも。

旨い上にリーズナブル。

最高ですなハート

 

 

 

次こそは!

次こそは日本一になるぞ!