動物は相手の気持ちがなんでわかるのだろう?
辛いときそっとそばにいてくれる。
物にぶつかって 痛----いっ!てなると、どこからともなく飛んできてペロペロ看護。
どんな隙間でも見逃さず入り込み顔を舐めてくれる。
昔、ダンナが寝室のドアに激しく小指をぶつけ、
イデーーーーーーーーーーーッ
と、隣町まで聞こえるほど大声で叫び、ベットに倒れ悶えたとき、
ムギがバッとベットに飛び乗り、ダンナの顔をペロペロペロペロ。
横にいた私は、ムギがスーパーマンのごとくベットに飛び乗ったことに驚いた!
我が家はムギにベットに乗ることを禁じて躾けてきた。
一度飛び乗ったとき怒って以来、乗らなくなったお利口さん。
(私が鬼のように怖かったかは謎。)
だから過去の鬼の記憶より、ダンナを助けるべく飛び乗ったその姿は、
大袈裟ではなくまさにスーパーマンだったのだ。
そのスーパーマンはベットに乗ると痛がるダンナに
「大丈夫ですか?痛いですか?大丈夫ですか??」
とペロペロ一生懸命舐める。
ちっこいビビりのムギが、182㎝の大柄のダンナを一生懸命助けようとする姿。
怒られてから一度も乗らなかったベットに躊躇なく飛び乗って助けるムギ。
無償の愛。
飼い主は感動してちょっと泣きそうになった
だんなの痛みがなくなるまで介護するムギを見て、ムギを褒める。
これ以上ないほど褒めた。
愛しい。
ダンナが痛みから解放されても、なんだかムギがダンナを気にするようなしないような変な動きをする。
羽毛布団のフカフカを確かめたりして、降ろそうとするとダンナを舐めてみたり、
またフカフカに身を委ねてみたり。
どうもベットのい心地の良さに、ぺロペロと慰めてるふりしてごまかして
降りたくないようだった。
最後には降ろされまいと うーーと唸ったりして。オイッ
そしてその日以降もベットには乗らないムギ。
鬼強し
そんなお利口さんは、退院したダンナをカワイイ顔して癒します。
可愛いショット公開
さて退院したその後のダンナですが、仕事復帰をしました。
とうぶん在宅勤務で良いという会社には感謝しかない。
体調も落ち着いてきて、ちょっとやせたのに浮腫みという副作用のため
第三者には分かりづらく歯がゆい神様のいたずら。
そのくらいの副作用で落ち着いてる。
ありがたい。
体力の落ちたダンナと並んでお散歩して、お付き合いムギなのである。
ムギが我が家を救う