行政とのまちづくりについては、振り返ってみれば大学生2年生ときからになるので、10年以上携わらせていただいていることになります。

 

 正直、学生のころは社会の仕組みを理解できておらず、わからないことだらけでしたけれども社会人になって少しずつ分かるようになってきていることがあるので、そのあたりをつらつらとまとめてみます。

 

 

① 行政は『感情』ではなく『ルール』で動く

 

 私たちには市民感情という言葉がありますが、対極にあるのが行政ということを知らなくてはなりません。彼らは感情では動かずにルールに従うことが第一義にあります、なぜならば、公平性を担保できないからです。

 

『ルールはこうなっているので、皆さんも平等にこうすることになっています。』

 

もちろん、行政の担当者によっては前向きにも後ろ向きにも使える便利な言葉なのではありますが、それも含めたうえで行政とはお付き合いする必要があることが前提です。

 

ただ、裏を返すと…僕らがそのルール上で動けば行政は動けることになります…というよりもきちんと手続きを踏めば、動かざるを得なくなります。

 

もちろん、そのルール自体があってないということも多々あります、そこからが私たちの本当の出番です。

 

なぜならば、日本は主権国家であり、国民主権。かつ、行政は税金を納める国民のできない部分の仕事をするという役割分担になっていますからね。

 

現状のルールと現実とのすり合わせをしていくところから政策提言をしていく、その緩やかな変化の必要性は行政の職員も感じてはいるからです。

 

ただ、大抵、問題になるのは市民側がルールを知らず、自分の都合で行政をみるので行政に不満を持つことになってしまうケースがよくあります。

 

 

② 行政とのズレを生んできたのは市民側?

 

 日本の社会は「治められる」ことに慣れています、ですから、自分のまちに対して、「納税をするんだから、あとは行政の仕事でしょう?」というスタンスでした。

 高度経済成長の中、主に道路や上下水道などのハード的な問題による問題解決でよかった時代はそれでも行政は機能していました。

 しかしながら、昨今はハード的な問題から人的支援が必要になってくる複雑な問題が増えてきました。その中において行政だけでは解決できない問題が山積しています。

 たとえば、高齢者問題、児童福祉、地球環境問題…などなど。

 私が住む100万都市において平均的な高齢化率が17%程度だと考えて、17万人。

 市役所の担当者が多く見積もっても100人として、市役所の担当が1700人/人。

 これが現実的な数字に見えますか?ありえませんよね。

 すでに行政は部署によっては、行政だけでは問題解決は破たんしているといえる場所も少なくありません。

 ですから、自分の住んでいるまちを本当によくするには、住民参加が必要になります。

 そこで、住民参加や自治という考え方が近年、出てきました。

 しかしながら、日本の「統治される文化」は染みついています、それが本当のまちの課題ではないかと私は思うのです。

 

③ 日ごろから十分なコミュニケーションをとっている?

 行政の担当者も人間です。いきなり、現れた人と何か一緒にやるということは、一般的にありえません。それを踏まえて、日ごろから一般的なコミュニケーションをしっかりととっていくことが将来的に新しいプロジェクトをする基盤となります。

 

 以上が、現時点での市民側のまちづくりのポイントかなと思っています。

 

 また、気が付いたことがあったら追記しますね。