先日めでたく15才になったチーズくん。

 
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ねんね中
 
 
今年1月に脾臓を摘出し、腫瘍が良性と分かり、安心したのも束の間。
 
その3ヶ月後の4月には腎不全と診断されました。
1月の血液検査値は正常だったので余計ショックでした…
 
そんな中、色々な方のブログを拝見し、情報収集をすることができ、
おかげさまで体調が落ちついてきました。
 
同じ病気とお付き合いしているワンコとご家族のお役に
少しでも立てればいいなぁと思い、
私もブログに書き留めておくことにしました。
 
4月に食欲が落ちて、元々あまりアクティブなコではないのですが、
何かおかしいなぁと感じました。
病院で血液検査を依頼。
その時点でクレアチニンは4.8、尿素窒素は131.8。
朝に病院に行ったので、その日は病院が終わる7時ごろまで静脈点滴。
次の日から3日間は朝連れて行き、
夜連れて帰るまで点滴というサイクルを続けました。
それでも思ったほど数値は下がらずクレアチニン4.5、尿素窒素89.2でした。
腎臓の機能が残っているか疑わしい状況…
 
病院が大嫌いで通院のための道に入るだけで震え始めるコなので、
負担を考えてそれ以降は自宅で1日1回200ml皮下点滴に切り替えました。
すると、10日後にようやく2.8まで下がりました。
 
チーズは体重4kg前後なので、150mlに減らしました。
それから1週間後には更に下がり、クレアチニンは2.3に。
処方薬はフォルテコールとレンジアレン。
 
その後は1.9から3.2の間でキープしています。
 
クレアチニンが3に近づくと食欲が落ち、ご飯を残すようになりショボーン
2に近いとほぼ完食しますおねがい
 
まだ4に近い頃、食欲が落ち、困ってしまいました。
とにかく何か食べさせないと、と焦りますが、
日によって全く気分が違うようです。
前の日に食べたからといって、次の日も食べてくれるとは限らない…
 
☆ローテーションで食べさせていたものリスト☆
・ さつまいも, にんじん, 小松菜
(リンを抜くため水に10分位さらした後、小さく切って水と砂糖で煮る)
・ キャベツ、白菜(小さく切り柔らかく茹でる)
・ ブロッコリー(茹でて、花はちぎって, 茎は小さく切る)
・ カステラ、どら焼き、練りあんこ、バームクーヘン
・ しらす(お湯にさらして塩分を抜く)
・ ちくわ
・ 柔らかい白ご飯(お粥は好きじゃないみたい)
・ 柔らかく茹でた素麺をハサミで小さく切る
・ 摩り下ろしリンゴ
 
小さくしたり、柔らかくしたりする理由は、
チーズは3年前に歯槽膿漏になり、
全身麻酔で歯を殆ど抜き、3本しか残ってないんです。
 
この頃は肉を食べませんでした。
あんなに好きだったのに… えーん
サーモンや白身魚を減塩バターでソテーしたものは食べてくれました。
でも作りたてのみ。
気分が乗らなければ全く見向きもしませんでした。
 
あとは身体に良くないですが、
全く食べないときは茹でた野菜と少量の白ごはんに、
ケンタッキーフライドチキンの胸肉の部分を
衣を外して中の方だけほぐし、トッピングしてました。
 
口に近づけてはソッポをむく→落ち込む(私が)
を繰り返していました。
 
クレアチニンの数値が落ち着いてからも、
波がある感じです。
でも、慌てず無理させず。
食べられそうなものを次から次に出して様子を見る日々です。
 
 
体調を安定させるために有効であると信じていることが
2つあります。
 
1つは、水素水。
我が家には元々ウォーターサーバーがあったので、
横に機械を取り付け、水素水が出るようにしました。
たまたまピュアウォーターのサーバーだったので
余分なミネラルなどが抜いてあるタイプです。
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パントリーに設置しています。
腎臓病は水分補給がとても大切。
少しでも水素が毒素をくっつけて外に出してくれるように願って。
飲み水は朝に取り替え、
1日に数回、入れたての水をコップに入れて
口元に近づけては補給を促したりしています。
 
 
2つ目は、HB-101。
ガーデニングが趣味の方はピンとくる名前だと思います。
根さえ生きていれば植物が復活する活性剤です。
いつものように植物にあげる水に垂らしていた時に、
ボトルを何気に見ると、ペットもOKと書いてあるではないですか。
 
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右側がHB-101。
コップにつぎたての水素水を入れて補給を促す時、
指にHB-101を少し塗りつけ、水に混ぜています。
 
そのコップをチーズに近づけると、ペチャペチャと飲んでくれます。
 
 
食欲が回復してからの食事は、
病院で進められたロイヤルカナンの腎臓サポートセレクションをベースに。
 
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ペット用にニャンケンポンという商品があることを知り、
ご飯にトッピングしています。
 
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こちらが食欲が安定している今のご飯。
朝、夜と1日に2回です。
 
腎臓サポートをお湯でふやかし、
茹でたササミ、ブロッコリー、人参、さつまいも、舞茸、
そしてニャンケンポン。
 
 
一度で完食することはあまりありません。
 
まずは、出した後。
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調子良くてこれぐらい。
 
更に数時間後には
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少しつまみ食いしてこんな感じに。
 
朝より夜の方が食べてくれます。
貧血があるので(赤血球容積比33~37)朝はしんどいのかな。
夜ごはんは家族が夕食を食べる同じタイミングで出します。
何回かに分けて食べます。
 
 
どのワンちゃんにも効果があるわけではないと思うので、
食事内容なども、あくまでもご参考までに…
 
 
次回は自宅での皮下点滴について書きます。