『ゴジラvsコング』
Godzilla vs. Kong
2021年 アメリカ [114分]
監督:アダム・ウィンガード
製作:メアリー・ペアレント/アレックス・ガルシア/エリック・マクレオド/ジョン・ジャシュニ/トーマス・タル/ブライアン・ロジャース
製作総指揮:ジェイ・アシェンフェルター/ハーバート・W・ゲインズ/ダン・リン/ロイ・リー/坂野義光/奥平謙二
原案:テリー・ロッシオ/マイケル・ドハティ/ザック・シールズ
脚本:エリック・ピアソン/マックス・ボレンスタイン
撮影:ベン・セレシン
美術:オーウェン・パターソン/トーマス・S・ハモック
衣装:アン・フォーリー
編集:ジョシュ・シェファー
視覚効果監修:ジョン・“DJ”・デジャルダン
キャスト:アレクサンダー・スカルスガルド/ミリー・ボビー・ブラウン/レベッカ・ホール/ブライアン・タイリー・ヘンリー/小栗 旬/エイザ・ゴンザレス/ジュリアン・デニソン/カイル・チャンドラー/デミアン・ビチル/ランス・レディック/ケイリー・ホトル 他
[解説]
ハリウッド版「ゴジラ」シリーズの「GODZILLA ゴジラ」(2014)、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(19)と、「キングコング:髑髏島の巨神」(17)をクロスオーバーして描く「モンスターバース」シリーズの第4作で、ゴジラとキングコングという日米の2大怪獣が激突する。モンスターの戦いで壊滅的な被害を受けた地球。人類は各地で再建を計り、特務機関モナークは未知の土地で危険な任務にあたりながら、巨大怪獣のルーツの手がかりを掴もうとしていた。そんななか、ゴジラが深海の暗闇から再び姿を現し、世界を危機へ陥れる。人類は対抗措置として、コングを髑髏島(スカルアイランド)から連れ出す。人類の生き残りをかけた戦いは、やがてゴジラ対コングという未曽有の対決を引き起こす。監督は「サプライズ」やNetflix実写版「Death Note デスノート」などを手がけたアダム・ウィンガード。出演はアレクサンダー・スカルスガルド、レベッカ・ホール、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」から引き続き登場するミリー・ボビー・ブラウン、カイル・チャンドラーほか。また、「GODZILLA ゴジラ」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子・芹沢蓮役で小栗旬が出演し、ハリウッドデビューを飾った。(eiga.com)
「キングコング:髑髏島の巨神」(17)と、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(19)一応観てました。各々の感想をどうぞw
なんつーか、やっぱハリウッドゴジラのプロポーションがイマイチピンと来ないせいもあって、未消化が残っちゃいました。泳いでる時の撫で肩流線形が "GODZILLA" であって元祖"ゴジラ"とは感じません。
見せ場のコングとの格闘は大迫力ですし、何よりC国嫌いとしては香港特別区が壊滅する様は、途中から格闘に加わるメカゴジラが象徴するテクノロジーvs自然界のように読み取れます。"中国ざまぁ"みたいな爽快感ですかねw
前作で壮烈な最後を遂げた芹沢猪四郎博士没後、縁故採用になったwらしい息子蓮役(小栗 旬)のまさかのチョイ役みたいな扱いってどうなんだ。シモンズに感化されたか、献身的な生贄になって廃人になるってゴジラの呪いのかかった一族が浮かばれない気もしますw
●登場人物
・アイリーン・アンドリュース♀:モナーク所属の言語学者
・ジア♀:アイリーンの養子/コングとコミュニケーション
・マディソン・ラッセル♀:ゴジラと因縁
・バーニー・ヘイズ♂:陰謀論を配信している潜入職員
・ジョシュ・ヴァレンタイン♂:巻き込まれる友人
・ネイサン・リンド♂:元モナーク/大学の職員
・ウォルター・シモンズ♂:エイペックス社のCEO。
・芹沢 蓮♂:エイベックス社で働く芹沢猪四郎の息子
・マーク・ラッセル♂:マディソンの父親でモナークの職員
伝統の映画の上手い嘘が息づく地球空洞説の地底の不思議な光景はSF好きには想像力が刺激されますね。
ときに気づいちゃったんですが、ゴリラ族の肩関節は肩甲骨の関係で人間のようにはオーバースロー出来ないんですよね。ほら動物園のゴリラのフン投げが、アンダースローなのを思い出してくださいw