『ハロウィン・キラー!』

Totally Killer

 

2023年 アメリカ [105分]

監督:ナーナチカ・カーン

製作:ジェイソン・ブラム/アダム・ヘンドリクス/グレッグ・ギルレス

製作総指揮:ナーナチカ・カーン/クロエ・イェーリン/クリス・マッカンバー/ジェレミー・ゴールド/クリス・ディッキー/ブライアン・レスリー・パーカー

原案:デヴィッド・マタロン/サーシャ・パール=レイバー

脚本:デヴィッド・マタロン/サーシャ・パール=レイバー/ジェン・ディアンジェロ

撮影:ジャド・オーバートン

美術:リズ・ケイ

衣装:パティ・ヘンダーソン

編集:ジェレミー・コーエン

音楽:マイケル・アンドリュース

音楽監修:トーコ・ナガタ

キャスト:キーナン・シプカ/オリビア・ホルト/チャーリー・ジレスピー/ロックリン・マンロー/トロイ・L・ジョンソン/リアナ・リベラト/ケルシー・マウェマ/ステフィ・チン=サルボ/アンナ・ディアス/エラ・チョイ/ジェレミー・モン=ジャスンガー/ナサニエル・アッピア/ジョナサン・ポッツ/ランドール・パーク/ジュリー・ボーウェン 他

[あらすじ]

悪名高い“スイート16キラー”の最初の殺人から35年後に再び事件が起こる。17歳のジェイミー(キーナン・シプカ)は偶然1987年にタイムトラベル。殺人事件が始まる前に犯人を捕まえようとする。

Amazon Prime Videoで2023年10月6日から配信。

 

 これは明るいノリのホラー版『バックトゥ・ザ・フューチャー』とでも言えるんでしょうか。作中セリフにモロ「BTTF観た?」なんて出てくる確信犯的B級ホラーコメディで、学園ものあるある要素がベースですが設定が結構軽くて、肝心の真犯人の描写が浅いので、動機がイマイチはっきりしませんし、それがあったらもうチョイ評価は高くなったかも知れませんが、ご都合主義はアレですが、そこそこのテンポなので最後まで観ることが出来ました。大袈裟なスプラッタもないし、観やすい作品ですね。

 

●登場人物

ジェイミー♀:フツーの17歳

パム♀:母親/自宅で何者かに殺害される

アメリア♀:友人/タイムマシンを完成させる

ローレン♀:アメリアの母親/犯人捜しに協力

クリス♂:犯罪ジャーナリスト


 例によってハロウィンネタにかけて80年代へタイムワープの意味は、キラ星のようなヒット曲など意図してるのと、時代背景が現在ただいまほど硬直していなかったせいで、ゆるかった時代なんだと意識できます。

 

 ヒロインのジェイミー(キーナン・シプカ)はアナ・ケンドックス似で細面のコメディエンヌ。可愛いんだけどB級向きかな。