『キートン将軍』
The General
1926年 アメリカ [107分]
監督:バスター・キートン/クライド・ブラックマン
脚本:バスター・キートン/クライド・ブラックマン/アル・ボースバーグ/チャールズ・スミス
撮影:デヴラクス・ジェニングス/バート・ヘインズ
キャスト:バスター・キートン/マリオン・マック/グレン・キャベンダー/ジム・ファーレイ 他
[解説]
喜劇王バスター・キートンが製作/監督/主演を務め、南北戦争時代のアメリカで実際に起きた列車強奪事件をモチーフに描いたアクション喜劇。機関士のジョニー・グレイは、自分が運転する機関車「将軍号」と恋人アナベルを心から愛していた。ところがある日、将軍号が北軍スパイに奪われてしまう。しかもその荷物車にはアナベルが乗っていた。別の機関車で将軍号を追うジョニーだったが、知らぬ間に北軍の真っただ中に入り込んでしまい……。「キートンの大列車追跡」「キートンの大列車強盗」の邦題でも知られる。(eiga.com)
ん〜んと、アメリカの南北戦争では北軍が勝っているわけですが、主人公のジョニーは南軍の鉄道機関士で、戦争の勃発と共に憧れのキミの言葉に揺れて兵役志願しますが、職業を問われて「南軍の役に立つ人材」として志願兵から外されます。
予め中立というかなんとなく宙ぶらりんな立場に置かれます。
南北戦争なんてそれほど興味ない(おい!)から、子供の頃からTV映画なんかで割合多く描かれている(と感じる)北軍のグレイの軍服(と言っもモノクロなら明るい色の方 )がナニでした…勝って官軍みたいなノリw
サイレントムービーですから、補足情報は字幕フリップが出て筋は簡単に把握できます。このスラップスティックコメディ映画の場合、商業的な立場ってなんかな〜と、ふとした疑問が思い浮かびました。
北軍vs南軍と単純化されているけど、積極的でないにしても弾みで人死にもありますからね〜
案外軽やかなSLのアクションも、究極鉄橋落下という大スペクタルwであっさり水没させてます。バスター・キートンって無表情でも、結構体張っていたんですね。