『アイス・ロード』

The Ice Road

 

2021年 アメリカ [109分]
監督:ジョナサン・ヘンズリー

製作:アル・コーレイ/バート・ローゼンブラット/ユージン・マッソ/シバニ・ラワット/リー・ネルソン/デヴィッド・ティッシュ

製作総指揮:デヴィッド・ビューロウ/キース・レイ・プットマン/ジャレッド・D・アンダーウッド/アンドリュー・C・ロビンソン/アダム・レボビッツ/ジュリー・ゴールドスタイン/コナー・フラナガン/リサ・ウィルソン/マイルズ・ネステル/ジョナサン・ダナ/モニカ・レビンソンす

脚本:ジョナサン・ヘンズリー

撮影:トム・スターン

美術:アーブ・グレイウォル

衣装:ヘザー・ニール

編集:ダグラス・クライズ

音楽:マックス・アルジ

視覚効果監修:トリスタン・ゼラファ

キャスト:リーアム・ニーソン/ベンジャミン・ウォーカー/アンバー・ミッドサンダー/マーカス・トーマス/ホルト・マッキャラニー/マーティン・センスマイヤー/マット・マッコイ/マット・サリンジャー/ローレンス・フィッシュバーン 他

 

[解説]

「96時間」シリーズのリーアム・ニーソンが主演を務め、地下に閉じ込められた26人の命を救うため巨大トラックで危険な氷の道を走り抜けるドライバーの戦いを描いたレスキューアクション。カナダのダイヤモンド鉱山で爆発事故が起こり、作業員26人が地下に閉じ込められた。事故現場に充満したガスを抜くための30トンもの救出装置をトラックで運ぶため、4人の凄腕ドライバーが集められる。鉱山への最短ルートは厚さ80センチの氷の道「アイス・ロード」で、スピードが速すぎれば衝撃で、遅すぎれば重量で、氷が割れて水に沈んでしまう。地下の酸素が尽きる30時間以内に装置を届けるべく、命がけでトラックを走らせる彼らだったが、事故には危険な陰謀が隠されていた。共演に「マトリックス」シリーズのローレンス・フィッシュバーン、「リンカーン 秘密の書」のベンジャミン・ウォーカー。「アルマゲドン」などの脚本家ジョナサン・ヘンズリーが監督/脚本を手がけた。(eiga.com)

 

  頑張っていろいろ盛り込んだ、アクションサスペンスですね~。作戦を指揮する戦隊もの要素も、災害パニックもの要素も、経営陣のあらぬ陰謀ものの要素も、それこそ貪欲に取り込んでの見せ場の連続がしつこいくらいに大画面に繰り広げられます。ワクワク。

  

●登場人物

マイク・マッキャン♂:イラクの帰還兵

トム・バルネイ♂:保険会社の査定人

ゴールデンロッド:運輸会社の経営者

タントゥー♀:元部下/先住民

ガーディ♂:マイクの弟/PTSDの整備士

コディー♂:タントゥーの兄

 

 舞台がカナダということもあって「らしい」題材ですし、カナダの先住民:ファースト・ネイションの女性が紅一点で、大型トラックメーカー"Kenworth"やアイス・ロードなどと共に盛り上げてくれていますね。

 

 リミット30時間、氷の厚さ80cmのスリルや、あり勝ちなダッシュボードのスプリングマスコット(ちゃんと理由が用意してあります)積雪のワインディングの峠道(しかも大型トレーラーの)スライド走行、際立つキャラクターと、思いもしなかった緊急事態への対処法。

 

 ゾンビのような宿敵トム・バルネイはまだ生きてるかも?みたいなツッコミ入れたくなるほどでした。大画面で楽しみたい映画ですね。