『ニライカナイからの手紙』
2005年 日本 [113分]
監督:熊澤尚人
エグゼクティブプロデューサー:井筒雅博
プロデューサー:竹之内崇/脇坂嘉紀/三木裕明
共同プロデューサー:堀込寛行/長松谷太郎/佐々木亜希子/柴田周一郎
ラインプロデューサー:樋口慎祐
脚本:熊澤尚人
撮影:藤井昌之
美術:花谷秀文
ビデオエンジニア:さとうまなぶ
録音:古谷正志
音響効果:原田慎也
編集:山中貴夫
脚本協力:まなべゆきこ
助監督:橋本光二郎
制作主任:野村邦彦/平体雄二
衣装:江頭三絵
ヘアメイク:内田結子
装飾:堀江美奈子
音楽:中西長谷雄
主題歌プロデュース:織田哲郎
主題歌:永山尚太
キャスト:蒼井 優/平良 進/南 果歩/金井勇太/かわい瞳/比嘉愛未/斎藤 歩/中村愛美/前田 吟/川田楽々/山本舞子/小池唯我/池間 結/内盛正子/井上恒子/菊地佐玖子/沙智 他
[解説]
「リリイ・シュシュのすべて」「花とアリス」の蒼井優が主演、沖縄の竹富島を舞台に、遠く離れて暮らす母親からの手紙に励まされながら生きる少女の姿を、温かなまなざしで描いたドラマ。竹富島で郵便局員の祖父と2人で暮らす風希は、幼いころ、いつか必ず帰ってくると言い残して東京へ行ったまま戻らぬ母の帰りを待ちながら成長する。母からは毎年手紙が届き、ある年に届いた手紙には、「風希が20歳になったらすべてを打ち明ける」と書かれていた。高校を卒業し、カメラマンになることを夢見る風希は、祖父の反対を押し切って上京。プロカメラマンのアシスタントとなり、慣れない都会や厳しい仕事に苦戦しつつも、母の言葉を胸に自分の写真を撮りはじめる。やがて母との約束である20歳の誕生日がやってくるが……。(eiga.com)
蒼井優の初単独主演作らしいのですが、1985年生まれなので、この映画の時はちょうど二十歳くらい。高校生の年代から子役と入れ替わりますが、幼顔だし初々しいから丁度良かったかな。残念ながらタイトルで中身がわかってしまう。映画としての構成やプロットに難がある感じです。もちろん竹富島の風景は素敵ですが、このお話なら竹富島である必然性もないかもしれません。
まー、一般うけはいいし、文句があるわけでもありませんが、埠頭の突端の赤いポストのなんですか感は監督さんの妄想でしょうかw
たしかに舞台装置としての竹富島の風景、シーサーが祀られた朱い屋根瓦と、琉球石灰岩の黒っぽい暴風のための石垣や、珊瑚が砕けた白い砂の路地と、祈りの場の御嶽(オン)の絵はがき的なイメージと素朴な人々は、借景にはなっていますがそこまでです。
●登場人物
・安里風希♀:郵便局長の孫
・安里昌美♀:東京で「療養中」の母
・安里尚栄♂:祖父/郵便局長
・崎山♂:カメラマン
・相葉幸子♀:崎山の前任の助手
・内盛海司♂:幼馴染
・鳩山レイナ♀:幼馴染
・平良美咲♀:幼馴染
・田中♂:渋谷区の簡易郵便局長
ようするに旬の蒼井優と素敵な竹富島のPVのような作品です。(なんていう物言い)
というのは早逝した父の形見のニコンだかを持って写真をとり始めたとか、スナップを委託で観光客に売ったとか、写真の勉強をすると言って二十歳前に上京(それは祖父との約束を破ること)するとか、島民は可愛いがってくれるが、母の事実を知っていて大人が隠しているというなんだかなの集団詐欺状態なのが違和感になるんですね。
随分都合のいいお話の終盤、島民が代わる代わる差し入れやプレゼントを持って帰郷を祝いますが、なんか不思議なシーンで、何故そうなるん?それと役者でない島民に芝居つけないで欲しかった(笑)。
あ、思い出したが三線で海司が"安里屋ゆんた"やりますが、あれって鎮魂歌でしたっけチンダラカヌシャマヨ。
