『エンド・オブ・ステイツ』

Angel Has Fallen

 

2019年 アメリカ [121分]
監督:リック・ローマン・ウォー

製作:マシュー・オトゥール/ジョン・トンプソン/レス・ウェルドン/ヤリフ・ラーナー/ジェラルド・バトラー/アラン・シーゲル

製作総指揮:クリスタ・キャンベル/ラティ・グロブマン/マーク・ギル/アビ・ラーナー/トレバー・ショート/ハイディ・ジョー・マーケル/デヴィッド・ベルナルディ/ジェフリー・グリーンスタイン/ジョナサン・ヤンガー

キャラクター創造:クレイトン・ローゼンバーガー/ケイトリン・ベネディクト

原案:クレイトン・ローゼンバーガー/ケイトリン・ベネディクト

脚本:ロバート・マーク・ケイメン/マット・クック/リック・ローマン・ウォー

撮影:ジュールズ・オロフリン

美術:ラッセル・デ・ロザリオ

衣装:ステファニー・コーリー

編集:ガブリエル・フレミング

音楽:デヴィッド・バックリー

キャスト:ジェラルド・バトラー/モーガン・フリーマン/ジェイダ・ピンケット・スミス/ニック・ノルティ/ランスレディック/ティムブレイクネルソン/パイパーペラーボ/ダニーヒューストン 他

 

[解説]

「エンド・オブ・ホワイトハウス」「エンド・オブ・キングダム」に続き、ジェラルド・バトラーがアメリカ大統領専属シークレットサービスのマイク・バニングを演じる人気アクションシリーズ第3弾。世界を未曾有のテロ事件から救ったシークレットサービスのマイク・バニングは英雄として名を馳せ、副大統領から大統領となったトランブルからの信頼も絶大だった。しかし、歴戦の負傷によって肉体がむしばまれ、近頃は引退も考えるようになっていた。そんなある日、休暇中のトランブル大統領が大量のドローンによって襲撃される事件が発生。マイクが容疑者としてFBIに拘束されてしまう。隙をついて逃げ出したマイクは、何者かが仕組んだ陰謀を暴くため奔走するが……。主人公マイク役のバトラーのほか、トランブル大統領役もシリーズおなじみのモーガン・フリーマンが演じる。(eiga.com)

 

このシリーズも3作目となるとさすがにリキ入ってる感があります。個人的には『ハンターキラー 潜航せよ』のグラス艦長役でジェラルド・バトラーが一層好きになりましたので、どの過去作よりも期待していました。

 

政治陰謀アクション、アメリカ万歳ドッカンバッカンの傑作と言えるのは、やっぱり今作の監督さんがアクションに精通しているからでしょう。ジェラルド・バトラーモーガン・フリーマンも安定ですが、あの『48時間』のニック・ノルティじーちゃんになってもカッコいい偏屈キャラが嬉しいです。青年時代仲間と『48時間』にハマって何度も観たもんです(笑)渋い系ではカート・ラッセルとかも好きなんですよね。そして本作の一大見せ場である、夜の森の連続爆破トラップの凄まじいこと!

 

テンポですかね、息もつかせない連続アクションとどうなるどうするサスペンスの応酬。

マイク・バニングの戦闘スキルと追い詰められた精神的苦痛と悪役の強力さ。スカッとするバトルエンターテインメントとして、これはお勧めできます。