『T-34 ナチスが恐れた最強戦車

Tanki

 

2018年 ロシア [93分]

監督:キム・ドゥルジニン

脚本:ナザロフ・アンドレイ

キャスト:アンドレイ・メルズリキン/アントン・クズネツォフ/アグラヤ・タラソワ 他

 

[解説]

独ソ戦開戦前夜のソ連VSナチス・ドイツの知られざる攻防戦!ナチスに狙われた、ソ連が誇る最強戦車“T-34”はスターリンに届けることができるのか!?

1940年ソビエト。最新式の戦車T-34をスターリンにお披露目するため、モスクワまで内密に運ばれることになった。しかし情報をつかんだナチスは将来の脅威になると恐れ、戦車を破壊するべく襲撃を計画する…。モスクワまで800㎞、2台の戦車を無事に届けることが出来るのか!?独ソ戦開戦前夜の攻防を描いた戦争アクションエンタテインメント! (GAGA)

 

実話ベースのエンタメ作品ですので、予めフイクションが含まれる旨の字幕が出ます(笑)。てことは装甲部分担当を名乗る女性エンジニアがこの走行実証実験に無理やり同行(紅の豚のフィオみたい)だとか盗賊団あたりがそうなんだろうなと思いますが、それがないと退屈極まりない油臭い戦車の画だけで、サービスカットのヌード水浴は拝めないって訳で、フイクションばんざいですね(笑)。

 

このT-34は戦後やソ連崩壊後も共産圏の各・衛星国に供与されている中型戦車のベストセラーですから、あすこらへんの紛争のニュースなんかで良く見た覚えがあります。残っている実車も多いと思われますが、考証的には撮影に使える初期型が現存するのかどうかですね。因みに年式や製造工場の違いで様々なヴァリエーションがあって、顕著なのは砲塔の形で、後期は鋳物製が多くヌルッとした形、圧延鉄板製の初期型が映画の初号機、二号機です。

 

話はシンプルで、字幕では閲兵式としているスターリンを含めた軍幹部への内覧に、実車で乗り着ければ効果的デモンストレーションになるっちゅう目論見で、800kmを走りきる暴挙を計画したわけですね。何もない平時なら簡単でしょうが、開戦前だから警備とかも緩いのか、内部のスパイによる妨害工作や盗賊、ナチスの諜報機関などが邪魔をし、リミットの内覧日は近付くわ、戦車だからそれも試験兼ねているから、荒れ地のショートカット等々戦車の走りっぷりを余すところなく見せつつ、ヨシフ(スターリン)のいるモスクワへと旅は続きます。ロードムービー要素もあるんですかね。ナチスがサイドカーの動力使ったウインチで牽引するシーンが面白かったです。

 

戦車といえば、キャタピラ(無限軌道)ということで、少年時代ブルドーザ等の土木機械が工事していると、飽かずに眺めていました。キャタピラの接地面を見ていると動かないのに車体は走っているし、子供ごころに「不っ思議ななー?」と感じたもんです。それから暫くプラモはモーターライズの戦車(昔だからコード式のリモコン)で左右のキャタピラを逆転させる[超信地旋回]←キャタピラものの得意技です。無限軌道に憧れている筈なのにσ(^^;は何故だか、未だに無軌道なんですが(笑)。