『切り裂き魔 ゴーレム』
The Limehouse Golem
 
2016年 イギリス [109分]
監督フアン・カルロス・メディナ
製作:スティーブン・ウーリー/エリザベス・カールセン/ジョアンナ・ローリー
製作総指揮:ジェーン・ゴールドマン/トーステン・シューマッハー/ジギー・カマサ/ノーマン・メリー/ピーター・ハンプデン/ニッキー・ハッティング/クリストファー・サイモン/アン・シーアン
原作:ピーター・アクロイド
脚本:ジェーン・ゴールドマン
撮影:サイモン・デニス
美術:グラント・モンゴメリー
衣装:クレア・アンダーソン
編集:ジャスティン・クリシュ
音楽:ヨハン・セーデルクビスト
出演:ビル・ナイ/オリビア・クック/ダグラス・ブース/ダニエル・メイズ/サム・リード/マリア・バルベルデ/ヘンリー・グッドマン/モーガン・ワトキンズ/エディ・マーサン 他
 
[解説]
19世紀のビクトリア朝ロンドンで起きた連続猟奇殺人事件を題材に、史実と虚構を織り交ぜながら描いたピーター・アクロイドのミステリー小説を映画化。ロンドンで連続殺人事件が発生し、容疑者として4人の名前が挙がった。その中には日記に殺人の美学をつづっていた脚本家クリーもいたが、彼は既に別の事件で死亡しており、女優である妻がクリーを毒殺したとして逮捕されていた。連続殺人事件を追う刑事キルデアは、クリーの妻の裁判の行方を見守るうちに彼女の無実を確信。彼女に言い渡された絞首刑が執行されるまでのわずかな時間で、夫殺しの真犯人と連続殺人事件の真相を追う。刑事キルデア役に「ラブ・アクチュアリー」のビル・ナイ。共演に「ぼくとアールと彼女のさよなら」のオリビア・クック、「高慢と偏見とゾンビ」のダグラス・ブース。「キングスマン」シリーズのジェーン・ゴールドマンが脚本を手がけ、「ペインレス」のフアン・カルロス・メディナ監督がメガホンをとった。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2018」上映作品。(eiga.com)
 
19世紀のロンドンが舞台です。とてもとてもいい重厚な雰囲気で描かれ、この陰惨な事件の存在感を高めています。
 
主演はビル・ナイ演ずるキルデア警部補なのですが、演技や存在感は別にしても、やっぱりお歳を召したなと思います。老けすぎた警部補を気にしなければ、第一級のサスペンスですが。
 
ヒロインのリジー(オリビア・クック)は貧しい出ですが、美しくチャーミングで、機転も利くから、ほんの少しの調整で劇場ライムハウスの"中の人"になり、劇作家や興業主と共にショービジネスの世界に、、そこで起きた殺人事件は、ゴーレムを名乗る何者かの掌で転がされている謎に満ちた事件で、捜査の失敗を許されない面倒くさい一件を警部に押し付けられたのが、老けすぎ警部補のキルデアです。なんせ、登場人物のなかにあの超有名な哲学者カール・マルクスまで出てきます(驚)
 
捜査が進むに連れ謎は深まりますが、天地がひっくり返る結末へとなだれ込むのでした。
うん!真相が明かされたあと、また最初から観なおすような、ミステリーに仕上がっています。