「サリュート7』

Salyut-7
 
2016年 ロシア [118分]
監督:クリム・シペンコ
脚本:クリム・シペンコ
出演:ルボフ・アクショノーバ/イリヤ・アンドリューコフ/アレクサンドル・サモイレンコ/ヴィタリ・カエフ/ルボフ・アクショノーヴァ 他
 
[解説]
ロシア宇宙計画の歴史に残るスペースミッションを、国営宇宙開発企業ROSCOSMOS全面協力のもと映画化。1985年、ロシアの宇宙ステーション、サリュート7号が突如として制御不能になった。このままでは地球に落下する恐れがあるため、宇宙飛行士をステーションに送り込んで直接修理することが決定。サリュート計画に当初から関わってきた技師ビクトルと退役パイロットのウラジミールが担当に選ばれ現地へと向かう。彼らは無事サリュート7号に到着するが、ステーション内部は氷漬けになっており、全機能が停止していた。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2018」上映作品。(©eiga.com)
 
ソビエト連邦の宇宙計画の実録映画ですね。製作年は前後しますが、人類初の宇宙遊泳を扱ったロシア映画『スペースウォーカー』に続く観賞にになりました。
宇宙開発競争華やかなりし冷戦時代を現代から振り返る、貴重な作品と言えます。
 
ギリギリの状態のステーションの復旧をローテクを含めた知恵と勇気と幸運とで切り抜けていき、次々と降り掛かる危機を切り抜ける二人の復旧クルーと地上の管制チーム、アメリカのシャトルチャレンジャーは、サリュートを収容できる容積の空のカーゴスペースで打ち上げられている。こういうトリビアめいた、知り得なかった裏話。飛行士が遭遇した謎に満ちた天使の光。宇宙空間で冷蔵庫の霜取りのような地道な仕事を想像できませんでしたから驚きの連続です。
 
それらを丁寧なシナリオと最新のCGでの再現で余すところなく描いた力作です。お定まりの実写の本人映像の巻末もあり、観応え十二分。
 
サリュートに関しては次の計画全体のレポートが、詳しいですが。
 
サリュートよりひと時代前の人類初の宇宙遊泳を描いた『スペースウォーカー』はこちら⬇