- 『マザー・テレサからの手紙』
- The Letters
- 2014年 アメリカ [118分]
- 監督:ウィリアム・リード
- 製作:ウィリアム・リード/リサ・リード
- 製作総指揮:コーキー・バートン
- 脚本:ウィリアム・リード
- 撮影:ジャック・グリーン
- 編集:アンドラス・オストロム
- 音楽:キアラン・ホープ
- 出演:ジュリエット・スティーブンソン/ルトガー・ハウアー/マックス・フォン・シドー/プリヤ・ダルシニ 他
- [あらすじ]
- 1946年、インド・カルカッタ。教鞭をとっていたロレット修道女会の修道女テレサは、ある日神の啓示を受けたとして修道院を離れスラム街で活動を開始する。当初バチカンやインド政府の理解は得られなかったが、次第に活動が評価され、テレサは修道会「神の愛の宣教者会」を創立。だが心の中に深い闇を抱えていた彼女は、精神的な指導者エグザム神父らに手紙をしたためていた。(DVD説明文)
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- 対照的な二人の女性の伝記を相次いで鑑賞しました。
- 片や自分を持たずに神の下僕たらんと欲したマザーテレサ。もう一人は詩という表現に身をおき、頑固に信仰を持とうとしなかったアメリカの詩人エミリ・ディキンスン。
- どちらも伝記ですので、批判や批評には向いていない内容なので書きませんが、どちらの生き方にも棘の道の厳しさがあるのだということ。
- 他のために生きるか、自己を貫こうとしたかという正反対のような各々。
- 想いを貫くのはどちらも孤高の覚悟が必要だったのですね。
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『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』
A Quiet Passion
2016年 イギリス [125分]
監督:テレンス・デイビス
製作:ロイ・ボールター/ソロン・パパドプロ
脚本:テレンス・デイビス
撮影:フロリアン・ホーフマイスター
美術:ムージェン・セップ
衣装:カトリーヌ・マルシャン
編集:ピア・ディ・キアウラ
- 出演:シンシア・ニクソン/ジェニファー・イーリー/キース・キャラダイン/ジョディ・メイ/キャサリン・ベイリー/エマ・ベル/ダンカン・ダフ 他
- [解説]
- アメリカの女性詩人エミリ・ディキンスンの生涯を、「セックス・アンド・ザ・シティ」のシンシア・ニクソン主演で映画化。北米の小さな町の屋敷から出ることなく、生前にわずか10編の詩を発表したのみで、無名のまま生涯を終えたディキンスンは、死後に約1800編の詩が発見され、繊細な感性と深い思索の中で編み出された詩の数々で、後世の芸術家たちに大きな影響を与えていると言われる。そんなディキンスンの少女時代から晩年、そして死までを、ディキンスンの愛読者でもあるというニクソンが熱演。実際にディキンスン一家が暮らした屋敷でも撮影が行われた。監督は、レイチェル・ワイズとトム・ヒドルストンが共演した「愛情は深い海の如く」などを手がけたイギリスのテレンス・デイビス。(©eiga.com)