『コロニア』
COLONIA

2015年 ドイツ/ルクセンブルグ/フランス [110分]
監督:フロリアン・ガレンベルガー
製作:ヘンジャミン・ハーマン
脚本:トルステン・ヴェンツェル/フロリアン・ガレンベルガー
撮影:コーリャ・ブラント
音楽:アンドレ・ジェジュック/フェルナンド・ベラスケス
出演:エマ・ワトソン/ダニエル・ブリュール/みミカエル・ニクヴィスト/リチェンダ・ケアリー/ヴィッキー・クリープス/ジャンヌ・ヴェルナー/ジュリアン・オヴェンデン/アウグスト・ゾイルナー/マルティン・ヴトケ/セザール・ボルドン/ニコラ・バルサフ 他

 

1973年チリで起きた軍事クーデター下、ピノチェト政権が反政府派の容疑者などを収容するために、実際に機能していたナチス残党の隠れ蓑宗教系更正施設"コロニア・ディグニダ"に囚われてしまった彼氏を救い出すため単身潜入するCAのおねーちゃんをエマ・"ハーマイオニー"ワトソンが演じます。相手役カメラマンに演技巧者ダニエル・ブリュールが扮し、史実と虚構の緊張感あるコラボレーションを試みた作品です。

 

子役からずっと見守られてきたエマですから、こちらもハーマイオニー色のフイルター着けて観てしまいますが、大人になりきらない危うさは、なかなかマニアック(おいおい(^^;)\('_'))

 

史実写真がエンドロールで出て来ますが、隠れ蓑の教皇として施設を牛耳っていたシェーファーは似すぎています。拷問や幼児の性的虐待もリアルに感じますが、虚構の方がエスケープサスペンスの王道を行きますので、乗り切るまではこちらが参加して、施設ならぬ作品世界に潜入してください。だって恋人のために死ぬ覚悟で乗り込む女子は居ませんて(笑)。それ言うとそもそも映画が成立しませんが。

 

エマ・ワトソンファンは元より、何でも卒なくこなせるダニエル・ブリュールファンなら充分楽しめます。