『ライジング・フィアー』
RISNG FEAR
2016年 アメリカ [95分]
監督:トム・ゲッテイ
製作:トム・ゲッテイ
脚本:トム・ゲッテイ
視角効果:トム・ゲッテイ
編集:トム・ゲッテイ
音楽:トム・ゲッテイ
出演:トム・ゲッテイ/カーティス・コートウェル/フィリップ・ルイス

なんでもやれてしまう才人、というのが確かに居るらしいことは感じているが、この映画の監督:製作:脚本:視角効果:編集:音楽:主演をこなすトム・ゲッテイなる兄さんのことは、調べてみても分からない。
ライブラリー映像を繋ぎ合わせれば冒頭導入部のドキュメンタリータッチの映像は、たぶん誰にでも容易に出来るいまの時代、CG駆使すれば彼が万能振りを発揮しているように見えるかも知れない。なので、映画的には登場人物に魅力があるか、主演のリアル感があるかを見ようとすれば、とてもではないが、元海兵隊特殊部隊の兵士には見えない。海兵隊の事務職ならこういう青年像アリ?オタクに居るタイプかな(笑)。
テロ主体のあれこれ、バスで声を掛けてきた女(魅力を感じない)が教えた電話番号に、この兄さんガッツいて直ぐに電話してしまうが、それはビル爆破テロの起爆番号になっていて、今度はFBIが容疑者として追ってくる。
いくらも有りそうな筋書きで、主人公イメージが確立しない分何か一捻り欲しいところ。
黒幕のマスク男もダサダサですし、ライブラリー映像の他は、あまり状況が分からない登場人物アップが多いし、倉庫みたいな所で芝居が繰り広げられたりするから、低予算を感じざるを得ません。
それでも爆破シーンのCGなど案外頑張っているか、それとも現在只今のCGが良くなって簡単に作れるようになってきたかのどちらかでも、少しは眼を惹きます。
次有るか解りませんが、何かこのゲッテイ兄さんが作ったものを、もう一作観る機会がなければ、判りません(笑)。