「あらゆる犯罪は引き合わない」敬愛する推理作家の言葉。

『ハイネケン誘拐の代償』
KIDNEPPING Mr.HEINEKEN

2014年 ベルギー/イギリス/オランダ [95分]
監督:ダニエル・アルフレッドソン
原作:ピーター・R・デ・フリース
脚本:ウィリアム・ブルックフィールド
音楽:ルーカス・ビダル
出演:アンソニー・ホプキンス/ジム・スタージェス/サム・ワーシントン/ライアン・クワンテン/マーク・ファン・エーウェン/トム・コッケレル/ジェマイマ・ウェスト/ダーヴィッド・デンシック 他



1983年に実際に起きた誘拐事件を題材にした実録本からの映画化、なのにこんなにそうそうたる顔ぶれ、豪華俳優陣。

実際の事件が、普通の下層労働者の犯行ということで、忠実に描けば描くほど地味になるというお話しらしいです。従って例えばハイネケン氏だけホプキンスがやり、名も知れぬような俳優が犯人という配役ならきっとリアルになるのでしょうが、普通に知った顔を注目していました。

扱き下ろすほど酷くもないですが、「おぉっ」という演出が用意されている訳でもないので、いつの間にか鑑賞終了。

思い出したのは「あらゆる犯罪は引き合わない」という推理作家の名?言でしたぁ。