『ピエロがお前を嘲笑う』
WHO AM I-No System is Safe
WHO AM I-Kein System Ist Sicele

2014年 ドイツ [106分]
監督:バラン・ポー・オダー
脚本:バラン・ポー・オダー/ヤンチェ・フリーゼ
音楽:ミヒャエル・カム
出演:トム・シリング/エリアス・ムバレク/ヴォーダン・ヴィルケ・メーリング/アントニオ・モノー・Jr/ハンナ・ヘルシュブリンク 他



ハッカーのお話ですね。
若者が逮捕後の供述で語ってゆく描きかたが、感情移入出来にくくしますが、彼は地味~で取り柄がないから透明人間みたいに無視される存在で、名を上げているハッカー集団に憧れて、野望のあるグループに迎い入れられ、ハッキングを繰返して行きます。
でも、ここでの供述が嘘でない保証はないので、後々仕込まれた「事実」まで、怪しく思います。それと言うのは、予め「このトリックは見抜けない」風な煽りが警戒感を温めていて、ほらやっぱりとなります。ところが………。

それやりたいためだったんかい、この二重構造は。

結末、少し腹立たしいです。