『ウィークエンドはパリで』
Le Week-End


2013年 イギリス [93分]
監督:ロジャー・ミッシェル
製作総指揮:スー・ブルース=スミス/フィリップ・ナッチ/ルィーサ・デント
脚本:ハニフ・クレイン
音楽:ジェレミー・サムズ
出演:ジム・ブロードベンド/リンゼイ・ダンカン/ジェフ・ゴールドブラム/オリー・アレクサンデル/ジュディス・ディヴィス 他



映画のページのレビューが、こんなにバラけた映画も珍しいが、名優の老カップルと個人的に大ファンのジェフ・ゴールドブラムが出ていて、『ノッティングヒルの恋人』の監督さん作品となれば、恐らく捉える側の経験値やらライフスタイルやらに依って彼らの行動が、お気に召さないとかの類いなのかと思いたい。要領の良くない愛妻家の旦那に、皮肉ともエールとも悪態ともつかない辛辣な言葉をかけているときの彼女の眼は、色んな事を投げ掛けている。
イギリス人は往々にして、フランスを皮肉な視線で突き放したりするし、チクチクとツッコミを入れたりする。「なぁにを気取ってやがる」

ジェフ・ゴールドブラムが出てきた辺りから、俄然面白く感じるのは、σ(^^;のファンダムのなせる技か。ラストのゴダールネタ辺りまで、楽しんで観た。

ま、色んな感想が有ってもいい。
隣の人の駄作はσ(^^;のための傑作?!