『パリ、カウントダウン』
Le jour attendra/PARIS COUNTDOWN

2013年 フランス [90分]
監督:エドガル・マリー
製作:ジャン=パティスト・デュポン/マチュー・ギヨー/シリル・オゲル/ジャン・ラバティ
製作総指揮:ダビー・ジョルダーノ
脚本:エドガル・マリー
出演:ジャック・ガンブラン/オリビエ・マルシャル/カルロ・プラント/レダ・カティブ/ロール・マルサック 他



フィルムノワールの頃の、クライムサスペンスの雰囲気です。常々思うのは、映画は90分あれば語れる筈だと言うこと。
主人公のオヤジ二人は、ナイトクラブの共同経営者。資金繰りに苦しみ、裏社会の麻薬取引に関わり、メキシコで摘発され拷問を受け、組織の情報と引き換えに解放され6年、それぞれの生活に戻ったかに見えたが………。

「問題は50歳ではない。もう30ではないんだ」
「禁煙が解決策なら、朝までもたないぞ」

怨みを買う組織のボスから狙われるようになり、抗争の中心になった二人のオヤジたち。

光の使い方がうまい撮影監督のようで、いくつも眼を止めるシーンがあった。