安倍晋三元首相が参議院選挙での応援演説で元海自の男性に銃撃され死亡した。
令和という時代に似つかわしくない事件、いやテロリズムと言えた。
俺個人は安倍元首相はあまり好きではなかったが、こんな形でこの世を去るのは理不尽極まりない結果だった。生前では権力による言論封止的な事はしていたが、直接の暴力で命を絶たれるとは露とも思わなかった。ただ、歴代首相でも強硬的は姿勢や政権運営の在り方の是非を巡る点での毀誉褒貶が激しかったのは事実だ。その意味では今回の死には言葉は悪いが必然性を感じずにはいられない気分にも駆られる。
歴史を見てもタカ派及び強硬派とされる人はテロリズムのターゲットにされやすく、テロリズムの前に死亡するケースは多々あった。安倍元首相もまさかその一人になるとは思いもしなかった人も多いが、今後の犯人の動機が分かり次第ではこれから先の歴史でこの事件がどう語られていくのかは是非とも注目すべき点だろう。
これから先も政治家は与野党での政争があっても直接の暴力には屈して欲しくはない。政治家が暴力に屈した結果は歴史が全てを語っているからだ。人が暴力に走らぬように出来る人育てを促せるような政治であって欲しい。そう思う事件であった。
病院での待ち時間でたまたまニュースを観ていた際、あまりにも非日常的で非現実的な光景は衝撃の一言であった。ご冥福をお祈りします。