遅ればせながら水曜日にシン・ウルトラマンを観に行きました。ネタバレ無しの感想を言うなら
本家シリーズは作りが丁寧でやっぱり面白いんだな
ということ。シンはコンセプトの着眼点とか映像表現の挑戦は面白かったんだけど、説明がぶつ切りと言うか、そこはもうちょっと丁寧にやってよ!と思う描写が散見された。
ただ、初代ウルトラマンファンであればより楽しめる作品だとは思うけど、平成世代の俺からすると平成作品の方がリアリティに拘っていたんだなと思うし、むしろ平成シリーズで試されていた要素を大人向けにアップデートしたに過ぎないという印象もある。後、複数の敵が出てくる展開なのに物語が妙に淡々としているのに違和感があった。物語の山場が複数あるのにシン・ゴジラのような劇的さが弱いという点が否めなかった。
その意味では本家シリーズの素晴らしさをより実感出来る意味では観る価値は大いにある。シン・ウルトラマンが初ウルトラマンの人なら是非とも本家シリーズに触れてウルトラマンに投資して欲しいそう思わせる映画だった。