毒親×コンコルド効果のキメラ考察。費やした時間・やられた期間を惜しんで今の時間まで損失が出てしまう前に損切りを。 




コンコルド効果っていうのは、埋没費用効果 (sunk cost effect)の別名です。
コンコルドっていうのがうろ覚えなんですけど、フランスの(ここからもう間違ってるかも)の会社が作った戦闘機(違ったらすみません)です。
これを作るのにめちゃくちゃお金と時間もかけちゃっているから、これ以上開発を進める方が今までかけたお金よりももっと損失が出るから、今ここで諦めた方がいいよ!って段階だったのに、いいや、勿体無いから続ける!とかして、コンコルドは完成したけどその企業が倒産したとか、そんなんで生まれた心理学かなんかの用語です。


我々毒親育ちの本質もそこにあるのではないか?
というのが今回のお話になります。

毒親から解放される時っていうのは
「自分がされた行為に対する時間対効果とか、そういうのを全てひっくるめて損切り出来た、悟りを開いた時」
とかな気がするので、いや、知らんけど。

ここでつまり我々毒親育ちは、毒親との重い出(わざとの誤字)にコンコルド効果というのが発揮され、毒親に執着しちゃうのではという考察です。


これもう答え出ちゃってますね!
そうです!
未来の時間の損失の方がでかいから、とりあえず損切りしてあんな連中引きずるのやめようぜ!な効果です。

こういう、もったいない精神を利用したマーケティングは世の中いっぱい溢れています。
身近なもので言えばUFOキャッチャーとか。
費やした金額で後に引けずに、なんかよくわからんぬいぐるみがJPY4500とかかかっちゃったりとか。
パチンコとかもですよね。

人間は思った以上に自分の時間、かけたお金への執着があるから後に引けなくなる。
こういう心理を利用したとても、黒いマーケティングですがもう日常に溢れ過ぎています。

習い事の勧誘やら事務やらをやる仕事をしていたことがあるのですが、例えば退会なさる生徒さんがいる時とかに
「先生が、○ちゃんは今からもっと伸びるとおっしゃっていました。もう少し様子を見られませんか?」
と声かけをするっていうのがマニュアルにありました(!)



これに加えて
負の感情、痛い思いはエピソード記憶というもので記憶されるので、忘れにくいと言う相乗効果もあり
、私たちは私達の思惑
「忘れられたり考えずに済んだらどんなに楽か」
が、実行出来ないでいるのです。

これは未来の自分の時間泥棒行為でもあります。
時間は有限です。
そして残酷なのが、今が自分の人生の中では一番若いという事実です。


毒親からされた事は上記の通りの理由で忘れるのは困難です。
でも、手放した方が人生に於いては有意義ですよね?

そこで、次回…
具体的な損切り方法をご提案したいと考えています。
むしろ徳じゃん!って思えたら、きっと手放せるはず!?


という訳で、今回はコンコルド効果のせいで毒親に執着しちゃうかもしれない!?というキメラ考察をさせていただきました。
次回もよろしくです!
わかりましたか!?




fin