毒親が子供を愛しているのは事実かも…。オキシトシンは愛情ホルモンではなく愛憎ホルモンだった!?






オキシトシンは、視床下部の室傍核と視索上核の神経分泌細胞で合成され、下垂体後葉から分泌されるホルモンであり、9個のアミノ酸からなるペプチドホルモンである 。1906年にヘンリー・ハレット・デールによって発見され、1952年に分子構造が決定された。 注射剤のアトニンは分娩時に用いられる。


引用元: Wikipedia



「オキシトシンは愛情ホルモンなの♡抱きつくいたりで発生するから、いつも朝には夫に抱きついてるわ♡」

そんな時代がうちにもあったようななかったような…いや、あれは夢かな?新婚時代にあった…か…?うーん。。。

はい!
そんなこんなで今回は子育て中や恋愛コラム系の三文記事によく聞く【愛情ホルモン】や【幸せホルモン】と呼ばれている、なんやコイツ勇気加わったらアンパンマンの歌が完成するやないか!な、すっげーホルモン【オキシトシン】を無理矢理毒親に絡めて考察する

このオキシトシンは夫婦間、親子間で愛情が多い程発生してしまうホルモンで、ややこしい事に調べれば調べる程、実は毒親から愛情は貰っていなかった…事はなかった!?
と、我々が欲していた内容とは異なる、不都合なメカニズムがわかってきてしまった。

なんと、このオキシトシン野郎!
人権を無視した過干渉や暴力・暴言も、こいつが
「へっへっへ、おいら、愛情ホルモン…だけだと思うなよ〜!愛と憎しみは表裏一体!愛憎紙一重なんじゃー!アターーーーック!」
的に、【愛憎ホルモン】という化け物にもなっちゃうのだ!

こいつが調整できない、バグっているお陰できょうだい間差別や上の子可愛くない症候群や、ガルガル期など産後クライシスが起きると言っても過言はない。と思う。

狭い空間で会う人が少なければ少ない程、自分が密に接する誰かに持て余すオキシトシンの愛憎を向けるしかなく…((ゴクリ))

特に暴力に関しては可愛い存在や身近な存在だからこそ起こりやすいと言う、まじかよ、ゲボ吐いちゃうぜ!な、残酷な事実もある。
嘘やろ、おとんのあの顔はまじ殺す気満々な顔やったぞ!?
と思いつつ、納得のいく部分もあるのだ。



私は6歳児神話をクリアできているサバイバーなのだ。
前頭前野が一番育つ大事な時期、思春期に兄が腕力をつけて暴力の矛先がなくなったから暴力を受けだしたとでも言うべきか。
骨折、鼻血、青痣、鼻の骨がおかしくなったのをブルースリーの真似してペキってやったら本当に元に戻ったけど、実は戻っていなくて、今も鼻に触ると謎の尖ったところがある。
自力で治療を試みるくらいには殴られ慣れた。
当時デスクトップのパソコンのキーボードで殴られた時だけは、本当に痛かったし、キーボード痛いんや!と勉強になった。

しかし幼少期は毒父と私は最高の相棒だった、と言っても過言でない位には、仲が良かったのだ。
毒父が思い描いていた自分と異なるという、認知的不協和をどうにか誤魔化す為に私への暴力という形で表れ出した愛憎ホルモンのオキシトシンの本領が発揮された暴力だったのだろうと思われる。

そう、毒父の暴力は弱者であるのと同時に、遺伝子的にも性格的にも自分に一番似ている私に向かった。
オキシトシンの愛憎の憎しみの部分だったかもしれないのだ。
愛情が増せば増すほど憎しみも増すという恐ろしいホルモンである。


対して、兄は、私が生まれてから酷い目に遭っている。
私が迷子になると兄が父から殴られた。
私は迷子になったらヤッベー!と思うのだけど、毎回必ずと言っていいほど迷子になるので兄は、マジかよ…って絶望感半端なかったらしい。
自転車を先に私が乗れてしまった時は、兄は、ヤバい!殺される(父に)!と冷や汗ダラダラだったらしい。

幼少期の家族写真で、兄が笑顔な写真は、ほぼない。真顔だ。
それでも兄は私には優しかったのだけれど。神かな?

これもオキシトシンが多いと起こる、集団の平和を維持する為に【社会的排除】という形の【上の子可愛くない症候群】が発生したと考えられる。

赤ちゃんが増えた家庭。
新生児期はめちゃくちゃ手がかかる。
そんな時に、色々と上の子がこぼしちゃった…とか、うるさい声で泣いちゃって…
母親のオキシトシンの愛情は、なんでこの子は集団の和を乱すの!!!と、子供に、んなもん求めないでオクレヨン〜な、愛憎の憎しみの部分が発生してしまい、上の子を厄介者扱いしてしまったのかもしれないのだ。

家庭内における社会的排除とは家族の一員の癖に家族が困る様な行動をする、異質な人を不当に攻撃したり無視したりして起こる排除のことで、これもオキシトシンの愛情が深く憎しみも深い為に起きる厄介な現象なのである。

しかし、私と兄はほぼ年子の二学年差で…。
1歳児に色々配慮せんからと排除しようとオキシトシンに振り回されたうちの毒親の原始さには完敗ですわい。


時は流れ、私が次女を産んだ時。
毒母はまるで「あんたもそうであれ!」と言った具合に壊れたラジオのように「下の子が生まれたら上の子が邪魔やろ!?」と、言い続けて私は「そんなことないよ、可愛い」と言い返し続けていた。
いい迷惑過ぎるし本当に邪魔だった。
(里帰り出産はしていないので毒母が通って来ていた)

これも自分と違う人格だと思えないという心理現象が彼女の中で、愛憎ホルモンのオキシトシンに振り回されて起きていたという…可能性があるのだ。

この愛憎ホルモンのオキシトシン、我が家を例えて話したが、実に恐ろしく、愛情がありすぎて、

  • その愛情を裏切るような行為
  • お互いの信頼を裏切るような人や行為

にも容赦なくエッグい攻撃をしてまでも阻止するという行動があるという。

しかし、幸せホルモンなのも本当で、授乳中に母親からは幸せホルモンが発生し幸せな気持ちになり、この子を守ろう!という働きもする。

会社に行く前に赤ちゃんを夫に抱っこさせるのも、男性にももちろんオキシトシンは発生するので、愛する家族の為に仕事をがんばろう!と思わせられるのも事実だ。



 愛着が異常なのが毒親家庭の悲劇


ええー、んじゃ結局、愛情というか憎しみの部分だったのか…と思われがっかりされた方はすみませんえん。
オキシトシンの調整下手すぎかよ問題で、愛着が強過ぎると憎しみ・妬みの感情も強まるという。
一応、この憎しみと妬みが湧く理由として、愛情があり過ぎて愛着という執念に化けてしまったから…。というのだけは覚えていて欲しい

わずかでも愛情があったのかもしれない、と思うと、生きやすく…ならんか。
そんなわずかな愛情いらんから、本当に普通に育てて欲しかった〜!が本音ですよね。
同じです。


オキシトシンの負の部分は近すぎれば近過ぎるほど出るっぽいので、家族がいる方、どうか個々人に人格がある!というのを念頭に毒親育ちライフを送りまっしょい!
毒親育ちじゃない人は、オキシトシンに振り回されてしまわないように気をつけようね!
わかりましたか!





fin