Googleの AIツール Geminiの画像生成機能 Nano Banana Proで 4コマ漫画を作るには、Geminiで「画像を作成(バナナマーク)」ツールに設定し、詳細な描写と「4コマ漫画」という構成をプロンプトで具体的に指示します。
キャラクターや一貫性を保つため、参照画像(キャラクターシート)を使うと効果的です。

それでは、簡単な例ですが、試してみましょう。

  1. Geminiにアクセス: Geminiにアクセスし、ログインします。
  2. ツールを「画像を作成」にする: プロンプト入力欄の「ツール」ボタンから「画像を作成」を選択し画像生成機能(Nano Banana Pro)を有効にします。(下図)

     
  3. プロンプトを入力: 4コマ漫画の構成を指示します。
    1. 構成: 例えば「縦 4段(4コマ)の漫画」と指定。
    2. 内容: 「1コマ目:○○、2コマ目:××…」のように起承転結を伝える。
    3. スタイル: 「アニメ風」「3Dイラスト風」「キャラクターの服装は固定」などの詳細設定。

    今回は超手抜きですが、「PC教室でエクセルの講習会があります。これをテーマにして、いい感じの4コマ漫画を作ってください。」と指示しました。

    なお、プロンプトの右端で「Pro」を選択しています。

    これで生成ボタンを押すと、まず以下のように回答がありました。

    -----(ここから)-----
    PC教室でのエクセルの講習会をテーマにした、少しほっこりする「いい感じ」の4コマ漫画ですね。
    初心者の年配の女性と、隣に座った少し慣れている若者の交流を描いてみました。

    タイトル:「魔法の杖」
    登場人物:
    田中さん(60代女性): パソコン初心者。やる気はあるが、カタカナ語とマウス操作に弱い。
    佐藤くん(20代男性): 仕事で使うため嫌々参加した若手社員。基本操作はできる。

    【1コマ目】
    (状況)
    PC教室の風景。前方のスクリーンにエクセルの画面が映し出され、講師が説明している。
    田中さん、眉間にしわを寄せて画面を睨みつけている。マウスを持つ手が少し震えている。

    (セリフ)
    講師(フキダシ外):「では、B列の数字をすべて選択して、合計を出してみましょう」
    田中さん(心の声):「『B列』…? 『選択』…? あらやだ、マウスの矢印がどこか行っちゃったわ…」
    佐藤くん(横目でチラッ):「(…隣の人、すごく困ってるな)」

    【2コマ目】
    (状況)
    田中さん、どうしていいか分からず、おそるおそる隣の佐藤くんに話しかける。

    (セリフ)
    田中さん:「あの… すみません、若い方。ここをどうすればいいのかしら…」
    佐藤くん:「あ、はい。えっとですね…」
    (佐藤くん、自分のマウスから手を離し、田中さんの画面を指差す)
    佐藤くん:「まず、ここをクリックして、そのまま下までグイーッと引っ張るんです(ドラッグ)」

    【3コマ目】
    (状況)
    田中さん、言われた通りにドラッグし、最後に「オートSUM」ボタンを押した瞬間。
    画面の合計欄にパッと数字が表示される。

    (セリフ)
    カチッ! (マウスの音)
    パッ! (画面に数字が出る効果音)
    田中さん:「!!」
    田中さん:「まあっ! 一瞬で計算できたわ! 魔法みたい!」
    (田中さんの背景に花が咲くようなエフェクト)

    【4コマ目】
    (状況)
    田中さん、満面の笑みで佐藤くんにお礼を言う。佐藤くん、少し照れくさそうに頭をかく。

    (セリフ)
    田中さん:「ありがとう! あなた、魔法使いね!」
    佐藤くん:「いや、魔法なのは僕じゃなくて、エクセルですよ(笑)」
    (佐藤くんの心の声):「(…まあ、悪い気はしないな)」

    (完)
    -----(ここまで)-----

    そして「この内容で、4コマ漫画を作成して」と指示すると、下図の 4コマ漫画を作成してくれました。


    もちろん、漫画を作成する前に、上記の内容を修正することもできます。
     
  4. 生成と修正: 画像を確認し、必要であればプロンプトを調整して再生成します。

上記の例は、かなり具体的な指示ではありませんでしたが、より詳細に設定などを指示することで、作りたい漫画のイメージに近いものを作成してくれます。


成功のコツ

  • キャラクターの固定: 1枚目で気に入ったキャラクターができたら、それを「参照画像」として追加し、2枚目以降を生成するとキャラの崩れを防げます。
    4コマ漫画では、Nano Bananaの特徴であるキャラクターの一貫性が活きる応用と言えます。
  • 具体的な描写: 「4コマ漫画を描いて」だけでなく、各コマの状況、表情、キャラクターの動作、セリフを詳細にプロンプトに書きます。
  • セリフはシンプルに: 画像内の文字が崩れる場合は、背景だけの画像を作成し、後から画像アプリなどで文字を入れる手法が有効です。

Nano Banana Pro 無料プランは 1日 3枚までの生成制限があるため、キャラクター固定機能や詳細なプロンプト活用で効率化を目指してください。

それでは、ちょっと実験してみます。
プロンプト入力欄の右側で「Pro」ではなく「高速モード」とし、同じプロンプトで作ってもらったところ、下図の 4コマ漫画が提示されました。


日本語が完全に壊れており、キャラクターの一貫性も崩れてしまって、内容が掴めません。

それなら「思考モード」にして同じようにやってみました。
下図の 4コマ漫画が提示されました。


漫画そのものは問題ありませんが、吹き出しのセリフの一部に修正が必要です。
4コマめでは生徒と講師のセリフがひっくり返っています。

やはり、Nano Banana Proに作ってもらうのがよろしいですね。