リサンイル監督
怒り 鑑賞
原作は吉田修一
日本アカデミー賞総なめした作品
原作を読まずに見たので
2時間枠に無理やりはめ込んだ感じが
してしまった。
端折っているんだなぁと
雑念を抱きながら鑑賞。
韓国人監督らしく
ギリギリを攻める演出や
出演者の演技力には圧倒される。
市橋達也の事件が執筆のきっかけに
なったのは事実のようだが
作者は事件そのものを描きたかったわけでは
ないらしい。
映画の内容も決して結末はすっきり
しない。
でも、
芸術とはいかに観る側に想像させるか
だと思うので
その点に関しては満点である
終始考えながら観てしまった。
監督の思うツボである。
さて原作を購めにいくか。