前回続きです~
駅に向かい高瀬川沿いに差し掛かる
と、ここにも遅咲のぼたん桜
ここは言わずと知れた有名な史跡、
一之舟入。
京都と伏見~大阪を繋ぐ水運の最初の
地点で高瀬川を開削した嵯峨の豪商
角倉了以 の屋敷跡もこの辺りです。
本当に重要な史跡のようで、これで
もかと説明や石碑が沢山あります
舟入は高瀬川沿いに当時九か所設置され
てたようで、石碑もその跡地に9カ所
あります。
高瀬川 舟入の灯影に明くる春の雪
(那須)乙郎
この句を詠んだ方は、京都俳句作家
協会の創立者で、京都市文化功労者
賞受賞記念として建てられたそうです。
そして、木屋町通りに面して橋の近く
には角倉了以の別邸があったよう
で、そこにも石碑が建ってます。
その後、邸宅は色んな方々の別荘となり、
庭園は現在、がんこ高瀬川二条店の
庭園として、引き継がれてます。
ちなみに、一之舟入の橋を渡ると、
赤い土壁の印象的な京町屋、同じ
名前の創作中華『一之舟入』さん
お茶屋さんを改装したお店でミシュラン
取得の名店です。
それにしても、いつも伏見側で見ている
伏見と書いたあの酒樽が、舟に積まれ
てる姿が感慨深い
こんな風に江戸時代は行き交ってた
と思うと、江戸時代にトリップした
気分
そして、思わぬ場所のぼたん桜に
、うっとり
何度も通ってる道だけど、桜に彩られる
高瀬川は格別。
それにしても、こんな風に昔々から
往来してきた大阪のコロナが大変な事
になりつつあり、胸が痛みます。
外出を控えるくらいしか出来る事も
ないけど、早く収束する事を祈る
ばかり
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