信州旅行最後です~
良かったらどうぞ~![]()
平湯温泉から下呂温泉への乗り継ぎ
地点で、ほんの少しだけ休憩がてら
高山の町へ寄った![]()
残念ながら、町をゆっくり観光する
時間はないけど、高山陣屋を見た
かったのです![]()
史跡高山陣屋。
江戸時代初期、高山城主の金森長近
が、飛騨、高山、下呂、白川村の
辺りを治めていました。
そんな金森氏が、江戸幕府の命令
で出羽国の上山に国替えになった
年、飛騨が幕府直轄地になり、
元金森氏の下屋敷に役所を設置。
江戸から来た代官や郡代が、ここ
で執務を行いました。
幕府には全国に60数か所の直轄地
があったとされますが、主要建物が
全て現存するのは、高山陣屋のみです。
この建物は、その後、明治維新後
の昭和44年まで277年間も役所と
して、使用されました。
波形をかたどった文様。今は玄関のみ
冬場に花がなくなる雪国のお正月の
ピンぼけしてますが、各執務所が
横並びで並んでいます。
火鉢で暖を取りながら、ここでお仕事
されてたのですね![]()
御役所。
今の役所の窓口的な感じかな?
お手入れされた中庭。
地役人出勤口
時代劇に出てきそうで、何となく親しみ
を感じます![]()
湯呑場、休憩室。
囲炉裏を囲んで、温まる姿が浮かん
できます![]()
49畳の大広間。
年始をはじめとする年中行事に使用
された。新年会や会議とかかな?
縁側からは四季折々の庭の風景を
楽しめます。
江戸から派遣された代官、郡代とその
家族が居住した役宅内にあり、紐毛氈
が敷いてあるのが、嵐山の間。
嵐山をイメージして庭園を作ったそうです。
その頃から、嵐山には名勝庭園があった
のですね。
青紅葉の雰囲気が何となく、そんな感じです![]()
裁判所(吟味所)。
江戸時代、土地の境界や金銭で揉めた
際などに取り調べ、時には拷問も行わ
れた民事裁判所です。
砂利が白く見えることから、御白洲と
呼ばれたそうです。
役所にそんなものまであることに、驚き
ました![]()
裁判所はもう1ヶ所あり、そちらは
板の間で、武士や身分の高い人は
そこで裁きを受けます。
隣県の村々から納められた年貢米を
収納する米蔵。
1695年に高山城三之丸より移築。
現存する江戸時代の米蔵としては最古最大級。
茅葺屋根を釘を使わずに板と木の
棒と石で押さえる『石置長榑葺』
という葺き方だそう![]()
この蔵に、飛騨の国の歴史資料館なども
あり、勉強になりました![]()
陣屋全体では想像以上に、立派な建物で
広いのですが、40分~1時間程度で見学
可能です。
駆け足での見学で、あまり写真も
撮ってないけど、雰囲気だけでも
味わえて、良かったと思います。
高山の町は以前にも来た事があり、
比較的来やすい立地で温泉もある
し、今度はゆっくり温泉旅行で
訪れたいと思います![]()
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