橋からの風景は絶景。
もうこれだけで、かなり癒される



峡谷の風景から、山深い事をより
実感できる

橋を渡るといきなり立派な鳥居
まだほんの山の入口なのに、さっきから
この灯篭の、道を進んでも進んでも、灯篭。
次から次へと現れる鳥居。
初めて訪れるので、よく知らなかった
けど信貴山は中国人に人気があるらしい。
それが、なんとなくわかってきた。
山岳信仰と縁起物の神様が中国から
伝来したのが、そのままある感じ。
稲荷山にも雰囲気が似てる。
いわばこの灯篭は赤い鳥居と同じ

真言宗 朝護孫子寺
山には有難く、縁起の良いとされる
仏様、及び神様がたくさんいらっしゃる

ご神木はかやの樹。
樹齢1500年

1500年前、日本の国は氏族制度で、
曽我氏と物部氏が政治の実権を争っていた。
時にこの地に一粒のかやの実から若芽が
誕生。これがこのかやの樹だった。
それから100年後、曽我馬子の仏教普及を
反対した物部守屋との長い激戦が始まった。
この時、聖徳太子は守屋討伐のために
自ら陣頭に立ち、この地に毘沙門天王
を感得され、そのご加護で、物部氏を
降伏させ日本の仏教の栄える礎を築いた。
以来、樹齢1500年の神木かやの木は
世の有為転変を語らんとするや、ひた
すら黙して語らず。