国道188沿いの星野珈琲のすぐ裏手に
ある三栖神社をお詣りした。
この神社は、中書島から5分程度の伏見
港公園近くに御旅所があって、いつも
気になるけど、本宮は国道188を入ったとこにあります
鳥居をくぐると大きなイチョウの木が
迫力を醸し出してる
ここは国道沿いで宮司さんもいない
からか、大抵誰も居なくてがらんと
した感じなのですが、大きなご神木
と古い社殿で独特の空気感があります
ここだけ時代が止まってて、凄く強い
何か、、、そんな感じです。
いつも見入ってしまう
手水舎には猫が2匹
お水はセンサーで近づくと出て意外と近代的
猫ちゃんは樹の左側に隠れて様子を伺ってる
保護色が役立ってる
ご由緒
祭神 天武天皇 伊邪那岐大神(イザナギ)
応神天皇
創建は不詳ながらも旧下三栖村の産土神
として、信仰を集めていた。
現在の社殿、拝殿は旧幕臣、角倉了以、
加藤清正公の家臣横地助之蒸、三栖
の郷士藤林時次の三氏が1603年に造営
したもの。
秋の大炬祭りは、約1300年前、
壬申の乱において、大海人皇子が
近江朝廷との決戦に向かう際、この
地域を通過された際に住民がかがり
火を灯し暗夜を照らして歓迎したと
言う伝承に因むもの。
戦後、一旦途絶えたが、平成元年より
再興され、京都市登録無形民俗文化財
に登録。
お祭りはこんな感じです↓
天武天皇の文字をみた時から
いつも気になってたけど、この辺りの
地域というのは、散歩すればするほど
に平城京よりも古い時代の石碑や史跡
があるエリアなんですね
大海人皇子といえば、万葉集の額田王
に詠んだ歌が有名です。
他にも万葉集に詠まれた歌というのは、
その場の風景とその当時の暮らしが浮か
んでくる歌が沢山あって、いいなと思
います
そして、壬申の乱というのは、皇位継承
争いのようで、諸説あり、その背景から
も非常に興味深い
あの辺りの歴史見てると国内、更には
海外へ旅行がますます楽しくなるような
しばらくはどっちもコロナで無理だけど(;o;)
普段は人が居ないと思われるのですが、
10月に行われるお祭りの時に、こち
らの方で御朱印がいただけるのだと
思います。