辛い知らせは 欲しくない
必ず 訪れると 頭で分かっていても
その日が来ないことを 全身全霊に願ってしまう
それが 彼の苦痛を 長引かせてしまうことになろうとも
【一人ぼっちに しやんといて】
彼以外には 話せやんかったこと
おいていかれるのが しんどくなって 泣いてたら
そんな 泣かんでええのにと
たくさん また 舐めてもうた
あの頃も 親にも話せず
あなただけに 夜中の密談
気づかれんように 声を殺して泣く わしを
何も言わんと 傍に座って 涙 すくってくれとったよな
抱きついた時の しゃんとした背筋に
黙って聞いててくれた あの恩を わしは忘れない
そして また鳴るだろう電話が 大嫌いになったんだ