許すということは
恨むよりも 難しいんだと思う
なぜなら 自分の思いが
通じない
分かってもらえない
不条理だと 思う事でさえ 無言で飲み込むこと
それらが いつしか 憎悪の固まりとなり 胸奥に住まう
誰でも 気持ちよく過ごし
大事にされたいと 願う気持ちがあると思うからだ
恨んだり 憎んだり 悲しんだり
そして 死にたい程に 辛いと感じる 深い闇の中に居た時間は
周りのことは 何も見えず
周りの人には 何も気づかわず
自分だけ 自分だけが 辛いと信じて 疑いもしなかった
鏡に映る私の顔は 世の中の不幸を 全て背負った顔でもしていたことだろう
だけれども 辛さなんて 人様と比べる術はないんだ
世の中には 辛さをはかれる秤なんて 売ってはいないし
身長などと違って どちらが 勝っているかなんて わからない
だからこそ
人の辛さを 自分の秤や 経験だけで
語ってはいけないんだろうと思う
辛さの 受け止める受容体だって 人それぞれであり
同じ体験をしたとしても
それらを 苦痛に思う人もいれば
全く 気にしない人もいるだろう
だからこそ 不幸を比べっこしても 結果は出ない方程式
これに 気づくまで 5年もかかってしまった
辛そうにしている人に
私が 何を出来るかと言えば ただ 耳を傾けることだけだ