帰ってくるなり、
「もう仕事を続けたくない。しんどい」
と、負のオーラを撒き散らしていたので、こちらに飛び火しないかと戦々恐々としておりました。
私の生殺与奪は全て母の一存によるので、有事の際は部屋の隅でガタガタ震えて命乞いをするというのが、正しいスタイルです。
先日友人と論じた話し。
「自分の容姿のレベルを計り間違える事は、人生において致命的である」
という話をしました。
まさか、
「私(オレ)って美人だからぁ~」
等とネタ以外でマジ面して言う方には、今だお目にかかってはいないのですが、(ある意味潔くて愛せる)一番やってはいけない事が、
「自分なんて全然不細工だから…」
と言いつつ、異性に対しては常に選ぶ立場という、隠れナル。
そういうのって、嫌が応にも分かってしまうものっすよね。
自分より人が誉められる事が気に入らなかったりね。
あ、ホントに美人やイケメンの方は分かるんです。
「利にかなっておるな」
と、肩も叩こうってものですが、哀しいかな実力が伴っていないのがほとんどだったりが、実状だ。(そんなにゴロゴロ美人やイケメンがいてたまるか!!)
私など、小学生の時点で、厳しい洗礼を受けております。
クラスのモテ子と喧嘩して双方泣き面だった時、その子に惚れてた男子(リーダー格)が寄ってきて、私にだけ
「泣いてすむと思うなよ!!」
と、厳しく教えて下さいました。
不細工は、異論等唱えずただ黙って靴でも舐めてろ、泣く事すら罪である、貴様の涙は汚物であると、脳に叩き込まれました。(神は私を見放した)
今ではいいネタなので、せめて笑って頂ければと、酒の席で話したりしますが、今思えば、それがあったからこそ己のレベルを思い知ったのかもしれない。
今では、誉められても軽く流せるし、もし若いメンズにそのような事を言われても、
「あいにく私は金もなければ、健康な内臓も持っておりません
」と返せる。(十中八九舌打ちでも残して去って行く)
まぁ、多少は大袈裟ですが、例えば部屋に入って顔を上げた瞬間に
「チェンジ!!」
と叫ばれたり、通りすがりに唾を吐きかけられるほどではないにしろ、リアルな話し、中の下くらいにお情けで引っ掛かっている位だなと自覚しております。(当たり前だ)
SATCのキャリーが、
「ギリシャ神話のナルキッソスは、水面に映った自分に恋して痩せ細って死んだけど、周りの評価は実のところどうだったんだろ」
と言っていたのを思い出した。
やはり、己の容姿というのは、多少痛い経験や、理不尽な対応を受けてナンボであるとつくづく思います。
「生かされている!!」と痛感します。