誰かに会うと社交辞令のように繰り返される会話。

このやりとりが必要なのか甚だ疑問である。


痩せた?については喜ぶ人が多いのでまだ100歩譲ってよしとする。

だが太った?に関しては誰も得しない会話なのである。

言った側は得するのであろうか?何度交わしても解けない謎。しかも体重自体は代わりがないのに、だ。

適当にする会話としても不適切なわけだし

何のためにする会話なのか切実に教えて頂きたい。

いや、それ以外にする会話がないのだろうか??


わたしはかつて甲状腺の病で130kg(限界地点)まで到達し死ぬ思いでダイエットをした。

それからしばらくは甲状腺の病もコントロールできていた。でもそれが克服されたわけではなく再発時時々体重のコントロールが出来なくなる時がある。とはいえ限界地点までは行くことは当然ない。


そんなときに交わされるその会話に我慢ならない時もある。しかもこの多様性といわれる時代にだ。


人と会う時に必ずしなければならない会話なのであろうか?


自己管理の域を超えていた場合それは触れていいことではない時がしばしばあるからだ。


それが許されるとしたなら

「あれ?ちょっと老けた?」「白髪増えすぎてない?」「ハゲた?」「なんか服が安っぽくなっているが金銭的に困っているの?」こういう会話もなされるべきだと思うが人々はそれらに触れない。触れてはならないのだ。


身長がずば抜けて高い方には「でか!!」これはいいのに身長がずば抜けて小さい方には「随分とちびなんですね~」これは言わないですよね?


何故なのか。その言葉一つで摂食障害になる方だって少なからずいるはずだ。


…少し荒ぶってしまったが長年の疑問なので吐露してみた次第であるw