数日前に、会計士の先生へ

電話をしました。


この会計士の先生は

両親が生前している時から

お世話になっている先生です。


両親が他界してからも

そのまま内情も知っている事もあり

お世話になり続けています。


元々は個人事務所を構えていた先生でしたが、

数年前に、会計士同士で

新たに事務所を立ち上げ

そちらに移っていました。


しかし、今年に入り、

個人事務所に戻りました。

という葉書を頂いていました。



昨年の6月頃、

弁護士先生を紹介して頂くのに

会計士の先生を訪ねて行った際、

いつもとは先生の様子が違っていました。

明るく元気だった姿が見られなかったんです。


私が打つになってしまった事を

昨年の確定申告を依頼する時に

話していた事もあり、

先生ご自身から


「ここ最近眠れなくて

眠剤を飲むようになったんですが、

眠れるんですが、翌朝がとてもきついですね。

あれは、飲むものじゃないですね。」


とおっしゃられていたので、

気になっていました。



そして、先日お電話した際に、

離婚が無事に成立した事を報告をし、

弁護士先生を紹介して頂いたお礼をした後に


「実は、私も鬱になりましてね、

相当辛いですね・・・。

私の場合は、職場が原因だったので

あちらを退社し、自分の事務所に戻ってきました。

原因は早くに取り除かないとダメですね。」


と、しみじみおっしゃられていました。


私の鬱の原因は

親戚と元旦那だと言う事を

話していたからこうおっしゃったのだと思います。


会計士の先生は、

会計士同士で立ち上げた事務所を

退職されてからは

みるみると改善している様です。

精神科から処方されている薬も

合ってるらしく、よく効くそうです。

それでも時折、どっぷりと落ちるそうです。



確かに原因が何であるのか。

気づける事は改善への一歩だな。

と、感じました。


それと同時に、

鬱病と向き合い、受入れる事が

大事でもあるんじゃないか。

と私は思います。


会計士の先生も

「まだまだ完治には程遠いので

薬が手放せない。」

とおっしゃられていました。

私も同じ思いです。



鬱病は目に見えてわかる病気ではありません。

レントゲンやMRIでわかる病気でもありません。

理解してもらう事の大変さも知っています。

なった人にしかわからない苦痛。

わかってもらえない苦痛。

病状や症状も個人差があり、

原因も様々だと感じています。



私は完治するとは思っていません。

でも、完治に近い状態まで

持っていけたらな。

と思っています。

鬱と一生を共にする覚悟で居ます。

上手く鬱と付き合っていかなくてはなりません。


こう思える様になるまで大変でした。

最初はとても嫌でした・・・。

まだまだ偏見も多い時代です。

【きちがい】 【メンヘラ】 【精神異常者】

と、差別扱いされ、

友人達が離れて行くんじゃないかと

怖かったです。


けれど、

上手く鬱と付き合っていこう。

と覚悟できた時、

とても楽になれました。

ある意味、開き直ったのかもしれません。



その時々、感じた事の自分の気持ちを大事に

自分を大切に生きて行きたいと思います。



一歩ずつ。半歩でもいい。

半歩の半分でもいい。

少しでも前に進めてるはずだから。

絶対にゼロやマイナスになる事は無いのだから。

1つずつ、ゆっくり、自分ペースで、

人より遅くたっていい。進めるのなら。

目の前の小石をどかしながら・・・。