実は、この調停の日、

以前からお世話になっている

占い師の先生が、

裁判所まで来てくださっていました。


旦那とは時間をずらしてもらった調停ではありましたが、

やはり私の後を付けられる可能性があった為、

先生自らが、私の用心棒を買ってくれていました。


裁判所に私が付いた頃、

既に先生は到着しておりました。

先生と言葉を交わすことなく、

目で挨拶をするだけでした。


調停が終わり、

1階のロビーで先生と落ち合い、

逃げるように裁判所を後にしました。

裁判所から少し離れたファミレスで

先生と話をしました。


私は部屋からトイレ以外では

一歩も外へは出なかったのですが、

旦那は 待合室へ戻される形だった様です。


調停中の旦那の様子を

調停後に全て教えて下さいました。



到着後の旦那の様子は、

待合室にある椅子に

ドカッと座り、ふてぶてしい態度だったそうです。

でも、「やってやる!」

というオーラの他に弱い部分のオーラも

見え隠れしていたそうです。


旦那が調停員と部屋に入り、

話を終え、出てきた時の旦那の様子は

うなだれていたそうです。

「はぁ~・・・。もう認めざる得ない・・・。」

という感じで、肩を落としていたそうです。



再度、調停員と部屋に入り、

待合室に戻って来たときは

完全なる敗北感を味わっていたようです。

待合室の椅子に浅く腰掛け、

のけぞって座っていたそうですが、

両腕を椅子の背もたれに置き

顔を上に向け、壁に頭をぶつけていたそうです。

「完全に相手の要求をのむしかない・・・。

終った・・・。」

という感じだったそうです。


旦那のオーラの色が、

部屋から出てくる度に

グレーや黒に変わっていったのが

丸わかりだったそうでした。


後々、聞いたことではありますが、

旦那にも私にも

やる気である赤いオーラがあったそうです。

でも、幾分私の方が赤いオーラの色が

強かったそうです。

その少し強かった部分が、

調停の行方を左右したと言われました。



占い師の先生と話をしたおかげで

少し落ち着き、時間もかなり経っていた為

安心して家まで帰る事ができました。