徐々に本題へ・・・。
女性調停員
「キャッシュカードの事を
お尋ねしたいのですが・・・。」
私
「はい。」
「キャッシュカード類等はいつも何処に
置いてあったのでしょうか?」
「私のも含め、リビングに置いてありました。」
「では、旦那さんも自由に持ち出せたわけですね?」
「はい。
私が鬱病になってから、
お金の管理がまったくできなくなってからです。
でも、お金を引出したり、カードを使う時は
必ず声を掛けてくれてました。
でも、使えなくなったキャッシュカードは
旦那が持ち出す事は一切聞いてなかったですし、
使う必要性がない口座でした。」
「じゃぁ、旦那さん自身のカードが使えなくなったのですね?」
「いいえ。
使えなくなったキャッシュカードは
私名義のカードです。
でも、使えなくなったカードの口座は
給料が入る口座でも無かったですし、
自動引落しの掛かる口座でも無く、
旦那が使う事は一切無かった口座です。
でも、いざという時や、引き出しが必要な時も
ありましたから、暗証番号を教えた事はありましたが、
その暗証番号を忘れて、何度も間違えて
カードが使えなくなったんだと思いました。
でも、使えなくなった数ヶ月前からは
引出す必要性もありませんでしたから
私自身も記帳もしていませんでした。
なので、カードが使えなくなった時は驚いたんです。」
「あぁ。いくつか口座があるという事ですね。」
「はい。」
「なるほど。やっと理解できました。
それで、その口座はどうしてますか?」
「カードの再発行はしてませんので、
印鑑と通帳で手続きをしていますが、
ほとんど使わない口座なので、
急いで再発行したりという事は考えてませんし、
この調停があるので、
逆にいじらない方がいいと思って何もしていません。」
「そうですか。わかりました。」
ここの説明を問われるとは思ってもみませんでした。