始めて 「離婚してください」 と、私から言ったのは

かれこれ2年前の師走。


でも断られた。


私の心が既に壊れていた最中に、私から申し出たのだ。

前回書いた記事 を読んで下さった方はわかるかと思いますが

家事一切できなくなり、普通の生活も送れなくなった日々を

過ごしていた私の心の中で、かなり葛藤していた。


家事ができなくなったのに、旦那の稼ぎで食わせてもらってる。

洗濯もできない。掃除もできない。食事の支度すらできない。

こんな自分を養ってくれてる旦那に申し訳ない。


という気持ちだった。

それと同様に旦那に対しての不満もかなり頂点に達していたのだろう。


旦那が喜んで居る姿を見たくて、必死になって苦手な事を

自分なりに努力し、頑張ってきたけど

愛情を感じられなくなっていた。

子供が欲しいという気持ちも 感じませんでした。


このまま旦那と一緒に居たらいけない。

旦那が頑張って仕事をしてきているのに私は何もできないのが

どうしても我慢できなかった。


そんな精神状態が不安定な状態で離婚し、1人になる不安は大きかった。

生活していけるのだろうか?と。

けれど旦那と一緒に居るほうが限界だったから自分からこの思いを旦那にぶつけた。



「離婚して下さい。」と申し出た私に、

旦那は

「そんな不安定な精神状態の奴を1人ほおる事はできない。

そこまで追い詰め、追い込んだのは俺の責任でもある。

ほおる事はできるが、1人で生活していけるのか?

だから離婚はできない。」

だった。


初めてまともに旦那の思いや考えを聞けた日だった。

けれど、この日以降も心のサポートはまったくなかった様に感じる。