毎年この時期になると、なぜ金木犀に限っては、
雨の日の方が香りが強くなるのか、
不思議で不思議でしょうがない うにこ です、こんにちは。
さてさて、私の仕事は、
お客様相手に、言葉で説明をすることが多いのですよ。
昨日も問い合わせをいただいたお客様に、
ちょっと込み入った手続きについて説明することがあって、
この説明はいつもわかりにくくて、
これまでの経験での何度ものお客様とのやり取りの中で、
説明方法を、自分なりにブラッシュアップしてきたもので、
言葉を変えて、イメージしやすいように、
簡単な言葉で、なるべくわかりやすく、
シンプルに説明をするように心がけているのね。
その苦労もあってか、ほとんどのお客様は、
だいたい1-2回の説明でわかっていただける。
という自負もあったのだけどもね。
昨日のお客様は、なんていうかマイペースな感じだったので、
かなーりゆっくり、ていねい~~に説明したですよ。
そしたらね、
「ん~~、あんまり聞いてなかったから、
半分くらいしかわからないけどぉ~~~。」
なんですと!?
なんですと!?
自分のことなのに、聞いてないですと!?
そして今まで長々と説明した、ワタシの立場はどこに!?
って一気に脱力。
きちんと話を聞いてくれないお客だわっ!って
ものすっごくイラッ!となったりしたんだけど(笑)。
そしたらね、
「でもとりあえず、ちゃんと良いようにはしてもらえるってことよね?」
って。
ええ、もちろんです。
ご依頼があれば、きちんとさせていただきますけどね?
そのお客様の中では、
お店の人がきちんとやってくれるんなら、
むずかしいことはわからないけどだいじょうぶ、
ってことらしいです。
むむむ。
そうか。
そうなのか…。
これで、この方の中ではうまくいっているってことなのか。
そうかなのか…。
このやり方で、困ることがなくって、うまくいってるってことなんだね!
って、なにかパッカーン的なものがやってきた(笑)。
なんかいろいろ込み入ってて難しくて、
理解するのにめっちゃ確認しなくちゃなんなくて、
細かい説明を聞いたり読んだりしなくちゃなんなくて、
めんどくさいこと山盛りあって、
でもちゃんと理解しなくちゃならない、ってあるじゃない。
それにもちろん、
「相手の話はきちんと聞かなければならない」
ってのも持ってるじゃない。
そんなモロモロの事柄に対して、
そうだよなぁ、
わざわざ大変なことを背負わなくてもいいんだよなぁ。
その方の中では、
お店の人が、良いようにしてくれるだろう(悪いようにはされないだろう)
という前提がきっとあるんだよね。
だから、心配もしていない。
またわからなくなったら聞けばいい(実際そう言ってた)。
うん、他力を頼るって、こういうことかもしれない。
もちろんね、ものすっごく細かく、え、こんなことまで?
っていうことまで突っ込んで聞いてくる方もいますよ。
割合的には、気にしない人よりずっと多いと思う。
でもそれって、他力を信用してなくて、
自分が自分が、って抱えてて、
いっつも見張ってるってことなのかなーって、
昨日の出来事でちょっと思ってみた。
そして私も、それをやりがち。
つか絶賛やってる。
めっちゃ、やってるんだよぉぉぉぉー。
最近は、携帯の機種変ひとつでもそんな感じで
私もそんなのに理解する時間もエネルギーも
本当の本当の本当は、使いたくないの!
…っていうか、今書いてて、
本当はやりたいわけじゃなかったんだ!
って、初めて自覚した。
そうだよね、
やらなくちゃいけないことだから、なんとかやってみてたけど、
本当はやりたくないのかー(笑)
なーんだ(*´▽`*)