社名の由来から紐解く!東レ、帝人、それぞれの創業目的とは | 【NUC認定】企業制服コンサルタントがオススメするワンランク上のユニフォーム

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『社名の由来から紐解く!東レ、帝人、それぞれの創業目的とは』

 
 
繊維業界の人間なら誰でも一度は耳にしたことのある企業、「東レ」と「帝人」
一般の方もバレーボールの「東レ・アローズ」や「だけじゃないテイジン」なんてTVCMは見たことがあるのではないでしょうか。
 
そんな東レと帝人ですが、元々この2社は同じ目的で創業しています。
意外に知られていない創業目的、実は両社の社名由来にヒントがあるのです。
 

 

▲東レの旧社名は「東洋レーヨン」
 
 

 

▲帝人の旧社名は「帝国人造絹糸(けんし)」
*人造絹糸=レーヨン
 
 
 
つまり、どちらも創業目的は・・・

「レーヨン」を生産することでした。
 

シルク

 

 
レーヨンとは天然繊維である絹(シルク)に似せて作られた再生繊維で、高価な絹(シルク)の代替として当時、非常に人気がありましたが、ヨーロッパからの輸入に頼っていたため国内生産が急務であるとされていました。
 
創業は帝人が先で1915年(大正4年)、それを追うように1926年(大正15年)に東レが会社を立ち上げ、レーヨンの国内生産をスタートしますが、その後レーヨンの需要が減少し、ポリエステルが主力となるとレーヨン事業を撤収、現在は両社ともレーヨンの生産は終了しています。
 
 
皆さんご存知の通り、現在は東レが世界最大の炭素繊維メーカーになり、帝人も高機能素材で世界的に有名な企業となりました。

そんな両社の今については次の機会ということで。
 
 

 

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