衣類の重さの目安と衣服圧の関係 | 【NUC認定】企業制服コンサルタントがオススメするワンランク上のユニフォーム

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みなさんこんにちは。
ユニフォームコンサルタント福島です。

長時間のハードワークでの衣類の重さは着用者の疲労感を左右する重要な要素です。

しかし、この衣類の重さってそもそもどれくらいが標準なのか?また何に比べて重いのか、軽いのか?こう聞かれると答えられる人は少ないと思います。

以下はユニフォームの一般的な重さ

■ジャケット  750g~800g

■シャツ    300g

■ブルゾン  550g

■ズボン(男) 500g

■ズボン(女) 300g

■スカート   300g

一番上のジャケットというのはいわゆるスーツの上着のような形のジャケットのことで、こうして比べるとトップでご紹介した防寒着がいかに軽いものであるかがわかりますね。

しかし、ここで注意してほしいのが「衣服圧」衣服圧とは衣服を着用した時に身体表面が受ける圧力のことで1日8時間程度着用されるユニフォームは1平方センチメートルあたり30g以下が適正とされています。

この衣服圧が高くなるとどうなるか?

生理現象としては

・血圧の上昇

・脈拍の上昇

・汗が流れる

などがあげられます。

つまり、いくら軽い服を着ていても窮屈であれば衣服圧が上昇し、疲労感が増してしまうのです。

逆に数値の上で多少本体重量があっても衣服圧が適正で動きやすい設計になっていれば、さほど重量を感じず疲労感は軽減されるということなのです。

ちなみに上着の場合、一番重さを感じる
被服圧が高い場所は肩。

パンツの重量もプラスされるツナギ服は長時間着ていると肩が凝りやすくなりますので腰のあたりにベルトやマジックテープのアジャスターがついているものも多く見られますし、防寒コートなどは肩だけではなく腰の位置にも重量を分散するための腰紐などがついています。

もともと軽いものを選ぶことは決して間違いではありませんが、衣類を選ぶ際には
前述したような重さを分散させ、衣服圧を軽減させるための機能も参考にしてみてはいかがでしょうか。



それでは今日はこのへんで♪
ユニフォームコンサルタント福島でした。