ユニフォームカタログでよく見る「T/C」ってなに? | 【NUC認定】企業制服コンサルタントがオススメするワンランク上のユニフォーム

【NUC認定】企業制服コンサルタントがオススメするワンランク上のユニフォーム

日本にたった7名しかいないNUC(公益財団法人日本ユニフォームセンター)認定、ユニフォーム専門資格上級を持つ
ビジネスユニフォームのエキスパートが企業や経営者の視点に立った効果の上がる企業制服の導入を応援します!

あらゆる企業制服・ユニフォームの不満を解決! ユニフォームコンサルタント福島オフィシャルブログ-TC
【写真】「T/C」と記載されたユニフォームカタログ

みなさんこんにちは。

ユニフォームコンサルタント福島です。


写真のカタログのようにユニフォームカタログで
「T/C」という文字をを目にすることがあります。

結論から言うとこれは生地素材名で「テーシー」と読み
ポリエステルとコットンの混紡という意味なのですが、
ここでひとつの大きな疑問が生まれます。


ポリエステル(Polyester) とコットン(Cotton)の混紡なら
なぜ頭文字をとって「P/C」と呼ばないのか?


実はこの「T/C」という呼び名には
日本の繊維の歴史が少々関係しているのです。


ポリエステルは
1941年にイギリスのキャリコプリンターズ社から
テリレンとして発表され、1953年にアメリカのデュポン社が
特許を取得し工業化しました。

その後日本では、1958年から生産が開始されますが

実は日本で初めて生産・販売した東レと帝人が国産の
ポリエステル糸(生地)に「テトロン」をいう
商品名をつけました。


もう、ここまでくればお分かりですね。


そうなんです、「T/C」のTはテトロンの頭文字だったのです。


当時はまだポリエステルという名称が知られておらず
ポリエステル=テトロンだったという時代背景が伺えますね。




それでは今日はこのへんで♪
ユニフォームコンサルタント福島でした。



 

企業様向けにサンプル商品の貸出も行っております。ぜひご利用下さい。