ドナ ウィリアムズ, Donna Williams, 河野 万里子
自閉症だったわたしへ〈3〉

私がADDと診断を受ける前に (1)(2) を読んでおりました。

そのときは、自分が注意欠陥障害だとは夢にも思っておらず

(注意欠陥障害と自閉症は大きく違いますが…一応発達障害の一つとして…)

自分とは関係がないように(というと語弊がありますが)

一生懸命生きる人の、切実な作品 を高校時代に求めていまして、

それの一環として読み、感銘を受けました。

(大江健三郎の作品が好きになったのもこの頃からでした)


発達障害を持ちながらも、前向きに、努力していく(悪戦苦闘?)姿というものが鮮やかに描かれています。

特に2、3巻は恋愛小説としても読めるのではないでしょうかはてなマーク

著者のドナという女性の描写力は水彩画のように鮮やかで、繊細です。



発達障害を抱えている人にとっての問題ではなく…人間関係というものは難しく、

悩みを抱えている人が多いというのが現状だと思いますあせる


発達障害であろうがなかろうか、読んで欲しい作品の一つですドキドキ