大学病院の外来看護師です
新卒から次女妊娠までは病棟でしたが、外来配属になって早8年。
外来内の異動や三女産育休で離れた期間はあるものの、今のブースはトータル6年。
コロナ明け最初の仕事だったので、少しだけ新鮮でした
処置や急変もあったりして、なのに配置人数少なくてパタパタと動き回っていました
その合間を見計らって声を掛けてくれた患者さん。
いつも来院するたび私も癒しをいただいている方です
もう個人病院への通院で良いと医師から前回言われたので、今日会うのが最後かもしれないから話したかったと言ってくれました。
喜ばしいんだけど、寂しい
熱血担当医師と言い合いになった入院中の患者さんがいるのでフォローを…と言われてこの方に初めて会ったのが7年前ぐらい。
そこから気になって話しかけるようになって、すごく良い方で話すのが楽しくて、経過が良い時も悪い時も気持ちを共有できて、いっぱい関わらせてもらって本当に楽しかったな
車椅子だったのが、1人で通院できるまでになったのも嬉しい。
他の科の担当になっていた時にその科の受診で会えた時もあって、めっちゃ元気をもらえました。
次々と思い出が蘇って泣きそうでした
「いつも声掛けてくれてありがとうね。仕事と育児これからも頑張ってね。」
と追い討ちをかけられてウルウルしてたかも
やっぱりじっくり患者さんと向き合える仕事がいいなぁ。
今の外来は、正直とにかく目の前のことをこなして終わらせてナンボみたいな感じ。
もちろん関わる患者さんには全力で対応しているつもりです。
少しでも苦痛なく安心して診察や処置を受けて帰宅してほしいと思っていますが、150人前後の方全員にそれをできているとはとても思えなくて不完全燃焼。
看護師人数少なくてそうも言ってられないと言わんばかりに業務的に全てを回しているのが私には合わなくて日々苦痛
救急にいた時も似たような感覚がありました。
共感しすぎてつらくはなるけど、新卒の頃のがん患者さんとの深い関わりが私の中でベースになっていて、目指したい看護なんだと思います。
大好きな患者さんのことと、仕事への価値観を言語化してみたくての日記でした。
このコロナ休みで「もう仕事したくないな」とか思ったりもしたけど、そうでもないことがわかって一安心
転職後の候補の分野がいくつかあるので、じっくり考えていきたいです