今日も昼メシ抜き -3ページ目

なんやコレ ―『コズモポリス』

1回サボり始めると止まらない

テキトーでいいので書きます


クローネンバーグの新作『コズモポリス』見てきました

わかんね

終了






というのは寂しすぎるので・・・・

わしだってちゃんと感想を書きたいけどでも途中でちょっと寝たんですよ

前情報全く入れず原作も読まずに見に行ったのがちょっと厳しかったかな
カップルが隣の席におったけど途中で帰ったし


『コズモポリス』すごく難解な映画であることに間違いないかと思います
その理由はセリフ回しが難しいというのもあるけど
それよりほとんど動きがないというのもあるんじゃないかと

映画なのにほとんど画に動きがなく主人公と誰かの対話で占められます

なので主人公のショットと誰かのショットの切り返しが多用されますが
そのショットスケールとかレイアウト(?)とかアングルとかいろいろ違和感を感じました

クローネンバーグの前作『危険なメソッド』でも会話のシーンがいっぱい出てきて切り返しももちろん使われてましたが
そのときは違和感どころかすごくキレイなショットでしたので『コズモポリス』の違和感は意図してつくられたものなのでしょう
その意味を考えるのが大事なのですが、そこまでわしはこの映画に興味をそそられているわけじゃないのでしません
誰かがやってくれるでしょう


そして『コズモポリス』、すごく違和感のあるショットの切り返しがばっかりのほとんど動きがない、だけじゃなくて大半がリムジンの中のシーンというのですごく狭苦しい
クローネンバーグがそういう映画しか撮れない、そんなわけはなくて一部、いかにもサスペンス映画的な動きを与える演出もされてます
なのになぜこんな見るのに根気がいる映画にされてるのか、その考察も誰かにまかせます


クローネンバーグの映画はこうやって考察を進めていくのに適したすごく作家性の強い映画であります
そしてわかりやすいぐらいにテーマが一貫している
といってもわしはクローネンバーグの映画は『戦慄の絆』『イースタン・プロミス』『危険なメソッド』しか見たことないです(『ヴィデオドローム』とかすげえ見てみたいのですけど)

じゃあなんてテーマが一貫してるってわかんだよ、となりますが
なんとなくね『コズモポリス』で何回も言われるセリフ「前立腺が非対称」という言葉が引っ掛かるのです

前立腺が何かわしはよく知りませんがまあ性器に関係することはわかります
それが非対称、対称じゃなくて非対称

①性 と ②非対称 ですよ

『戦慄の絆』がどういう映画だったかというと双子の産婦人科医がある女性に出会ったことで「わぁ~」て映画でした
『イースタン・プロミス』はおいといて
『危険なメソッド』はユングとフロイトの二人の物語でした

やはり性と非対称がありますね~(例が少なすぎるっ!)



まあこんな感じで・・・・

クローネンバーグ論とか腐るほど出てるでしょ、たぶん
それでも読んで勉強しておきます


ああ、あと音楽のハワード・ショアがやっぱりいい仕事してました