Perfect Sense

 

Negicco

 

 

先日インターネットサイン会を通じて購入したCDが早くも到着。

内ジャケットのサインはこちら。

 

 

何とマネージャーで事務所会長の熊倉維仁(熊さん)も写真に載ってるとは!

サインはメンバー3人中、

産休中の推しのmeguちゃんが不在なのが残念。

しかし、この時期にサイン入りのCDを入手できるなんて、

何と言う幸せなことだろう。

 

1年前から配信で聴いていくのだから、

何を今更なレビューを。

 

配信時のブログ記事はこちら。

 

 

CDと言うフォーマットで、

歌詞やデータを見ながら聴くとまた違ったものが見えてくるかも知れない

収録曲はこちら。

 

1. 「Make Up Promenade」 作曲・編曲 長谷泰宏(ユメトコスメ)
2. 「お久しぶりです・お元気ですか」 作詞・作曲・編曲 小西康陽
3. 「Neggy‘s House」作曲・編曲 南葉洋平(The Recreations)
4. 「それって魔法かも?」 作詞・作曲・編曲 オカモトコウキ(OKAMOTO’S)
5. 「ル・ルーラは愛の言葉」 作詞・作曲・編曲 connie
6. 「サークルゲームのなかで」作詞・作曲・編曲 ミト(クラムボン)

 

M1は、すっかりおなじみになったNegiccoライブ時のオープニング曲「Make Up Prerude」の続編とも言える、

インストナンバー。

前回に引き続き長谷泰宏による作品

長谷さんらしい、ドリーミーでファンタジックな音色の軽快なナンバー。

レコーディンデータにより、

打ち込み音のほかは、長谷さん自身のピアノと、ヴィヴラフォンが導入されている事が判明。

曲はジャジーなテイストを取り入れ、

Negiccoの年齢も考慮した大人の雰囲気も感じさせる。

ただこの曲には、大きな問題があった。

前作に比べて、テンポがアップ。

曲だけをじっくり聴くにはとても良い曲である。

しかし、ライブ前のプレリュードとしてはテンポが早すぎで、

手拍子しながらライブへの高揚感を増していくのには少々不向きなのである。

まあ、本作は「Prerude」なのではないので、

これはこれで良いのだろう。

 

M2は、Negiccoのブレイクに大きく貢献した小西康陽による、

本作のリード曲ともいえる曲。

Negiccoのパーソネルを膨大な歌詞にぶっ込んだ、

ノベルティソング風の作品。

低音を重視したシンプルなアレンジが斬新。

そのバックトラックには、

少林兄弟というロカビリーバンドのメンバーが貢献していることを知った。

その少林兄弟の「パンダフルワールド」という曲のMVをチェックしてみたら、

Negiccoの「愛かましたいの」のMVとテイストがそっくりなのには笑ってしまった。

 

 

M3は、わずかなコーラスが入るがM1と同様ほぼインストの作品。

6曲中2曲がインストという内容には、

正直言って残念。

現時点でも、感想は変わらない。

 

M4は、OKAMOTO’Sのオカモトコウキ作品ということで、

ロックバンドのフォーマットでバックトラックを務める。

 

ただし、オカモトコウキ意外はOKAMOTO’Sのメンバーではない。

OKAMOTO’Sが総動員したNegiccoの曲といえば「SNSをぶっとばせ」があるので、

比較するのも一興。

本作は、そこまでロックテイストは強くなく

Negiccoの前のフルアルバム『MY COLOR』の中盤あたりに配置されていた、

ミドルテンポのアコースティックな曲調に近いと思った。

 

M5は、Negiccoの音楽プロデューサーであるconnieによる曲だが、

最初聴いた時はconnieらしくないと思った。

オートチューンで加工したNegiccoの歌声自体が珍しいのであり、

バックトラックを聴き込むとやはりconnieらしさを感じた。

Negiccoの曲というより、

ゲスト女性ヴォーカルを招いて製作されたconnieのリーダーアルバム『Voices』に入っている曲というイメージだろう。

 

M6は、以前Negiccoの「I am a punk!」を制作したクラムボンのミトの曲だが、

想像したものとは違った曲調に。

ロンドのように緩やかに循環するバックトラックに、

緩やかなNegiccoのラップとコーラスが交互に流れる。

エンディングのよく分からない声は、

赤ちゃんの泣き声?

全体的にクールな曲調なのだが、

歌詞に母親になる自分の心境を託していることが分かる

M2とは違った形で今のNegiccoを表しているのだろう。

 

 

以上、改めてCDで聴いて感じたことを追加した。

もう少し深く聴くと新たな発見があることだろう。